検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:44,240 hit

◎01 ページ2

.





「好き…好き、」


「はいはい、」




凛月の暖かい体温が、服の上からでも伝わってくる。そして、何より細いけど抱き心地がいい。





「凛月、細いね」


「…そう?Aもじゅ−ぶん、細いよ。」




めっちゃ嬉しそうに笑うなこいつ。ドキュ−ンって効果音が付くほど、心臓がばっくばく。




「… ああ、Aと同じ高校が良かった」


「はは、夢ノ咲でしょ?私には無理だわ。次元が違う」


「ええ、可愛いよ。Aは… 、あ、でもほかの人がAの事好きになったら嫌だから、やっぱ同じ高校は駄目」


「だいじょ−ぶ、凛月から離れないよ」




多分。





「なら、同じ高校が良かった…」


「…んふ、そうだねぇ」




今日は、大丈夫だ。




「ほら、凛月もう夜だよ。家帰んないと」


「…ええ、まだ一緒にいたい」


「だ−め。明日から学校なんだから」




ね?っと凛月の頭を撫でる。
撫でていた手を凛月はゆっくり自分の頬に当てた。




「じゃあ、A。家帰るまでLINE電話しよ?」


「はいはい。…凛月。」


「…ん? …っ。」





優しくキスをしてあげる。
これで、今日は一旦終わりにしようとしたら凛月には逆効果だった。




「…ねぇ、このまんま続きしよ…?」


「…っ、だめ。明日学校でしょ。」


「や−だ。Aと離れたくない。ねえ、お願い…」




ぎゅうぎゅうと私を抱きしめて何度もキスをしてくる。私の返事を待つ暇なんて彼には無いみたい。




「…っ、じゃあ、明日は学校休むから存分に夜楽しも。」




唇を一端離し、結んでいた髪を解く。






「さっすがぁ、A。楽しい夜にしようね…」







凛月のスイッチオンはとても早い。流石しか言おうもない。 親には聞こえないように、小さめな声で 、楽しい夜を過ごす。







これが、依存性の私と凛月だ。





.

◎02→←◎00



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (88 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
187人がお気に入り
設定タグ:朔間凛月 , あんスタ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

猫愛りあ(本垢)(プロフ) - あははっ!死んだ☆ (3月28日 19時) (レス) id: 89f95d01a6 (このIDを非表示/違反報告)
Tao音(プロフ) - なうさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです、更新頑張ります!! (2017年10月30日 6時) (レス) id: 8634ae5113 (このIDを非表示/違反報告)
なう(プロフ) - 突然のお米失礼します。アアアァァ( °∀°)ァァアアアやばいです凛月くんがどストライク過ぎる … !小説すごく面白いです!これからも更新を楽しみに待ってます … ! (2017年10月29日 23時) (レス) id: 214efe09ea (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Tao音 | 作成日時:2017年10月28日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。