◎00 ページ1
.
「ねえ、A。俺の事…好き?」
彼は、いつも私に言ってくる。
多分、それは私が愛してくれているかを探る言葉。
「愛してるよ」
心がこもってない風に言ってみた。
それでも、彼は嬉しそうに頬を緩める。
彼はいわゆる、依存性であるがため自分を見てほしいという欲望があるのだろう。
だが、しかし対して私は飽き性だ。だから、ごくたまに彼から離れようとする。そう、こんな事を言って、
「凛月、飽きたから別れよ」
こんな言葉、ほかの人が聞いたらクソな女だななんて思うだろう。いや実際そうだけどさ。
「…嫌いになっちゃった?」
凛月はとてつもなく、悲しそうに笑った。
「うん」
これで、また1人。私は嫌われてしまう、 …って、思いました。
「…駄目、俺はAが居ないと苦しんじゃう。じさつしちゃうかもしれない。Aと離れたくないから俺の部屋から出ないようにしちゃうかもしれない。そんなことしたくない、だから… 別れたくない」
この一言を聞いて、私はヤバかった。
あ、こいつ離したくない。な-んて、この時は思ってしまった。それで自覚もした
熱しやすくて冷めやすい。飽き性になるけど、あとからやっぱ離したくない__。そんな女子なんだと。
.
187人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫愛りあ(本垢)(プロフ) - あははっ!死んだ☆ (3月28日 19時) (レス) id: 89f95d01a6 (このIDを非表示/違反報告)
Tao音(プロフ) - なうさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです、更新頑張ります!! (2017年10月30日 6時) (レス) id: 8634ae5113 (このIDを非表示/違反報告)
なう(プロフ) - 突然のお米失礼します。アアアァァ( °∀°)ァァアアアやばいです凛月くんがどストライク過ぎる … !小説すごく面白いです!これからも更新を楽しみに待ってます … ! (2017年10月29日 23時) (レス) id: 214efe09ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Tao音 | 作成日時:2017年10月28日 18時