10:いらないんで ページ12
悠夏 side
咲和が私の背中に隠れた
なんか顔赤かったような…
悠夏「どうしたの?」
咲和「え、だ、だ、だって、その人…!!」
悠夏「はー?」
咲和がなんか言ってたので、私は手を掴んでいる人を見た
ジーッと見ていると、確かに見た事あるような顔してるなと思った
そのまま見つめていると、男の人の顔が赤くなっていた
そして、パッと手を離して
そっぽを向いた
わけわからん
悠夏「というか、咲和
早く楽屋に行きなよ」
咲和「なっ!?だらか、それは悠夏のでしょ!?」
?「え、えーっと、なんなら2人とも来てもええよ?」
悠夏「はい?」
咲和「や、やっぱり…!
せ、センラさんですか…」(ボソッ
咲和がそう言うと、センラさんと言われた人は「あはは…」と笑っていた
センラさんって、今日のLIVEで歌ってた人のことか…
その人が何故ここにいる…
センラ「人が集まってきたな…
さ、早く行こか!」
そう言って、私の手をまた掴み走り出そうとする
私はつかさず咲和の手を掴んで道ずれにした
さっき、2人とも来てもいい って言ってたしね
〜数分後〜
悠夏「はぁーはぁーっ…」
数分走って、楽屋のドアの前に着いた
センラさんっていう人、身長がでかいせいか走るのが速い
おかげで疲れたわ…
咲和を何気疲れてるみたいだし
センラ「ご、ごめんな
ちょっと速く走りすぎたわ〜」
悠夏「ち、ちょっとぉー?」
これでちょっととか…どんだけだよ…
膝に手をついていると、楽屋のドアが勝手に開いた
開けた人は目を見開いてこちらを見ている
?3「せ、センラくん?この子たちだれ?」
センラ「“楽屋招待”を当てた子やで」
?2「ほぇー。あれ?でも、
“楽屋招待”って一つしか入ってないんやなかったっけ?」
ドアを開けた人の後ろから、ひょこっと顔を出した人が言った
なんか増えたぞ…
?1「おい、センラ、余計に連れてきたのかよ」
センラ「えーっとな…」
なんかまた増えた…、それにセンラさんって人困ってるし
どうする…
そう考えていると、私の背中に誰かが顔を埋めた
なんだ、咲和か…
悠夏「あの、すみません
これ、私いらないんで」
そう言って、センラさんの手に紙切れを渡した
すると、咲和とセンラさんとあとの3人が目を見開いた
咲和「ち、ちょ!悠夏!?」
……To be continued
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夜空 - 初コメですッ!前から瑶さんの作品を見てました!!これからも無理をしない程度に更新をしてくれたらなと思います!更新頑張ってください。 (2018年8月13日 3時) (レス) id: 2f0b93d907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑶 | 作成日時:2018年7月28日 19時