【鬼滅の刃】鬼ですが藤の花と鬼しかたべません！

6話~おかえり~ ページ7

　




あぁ………





甘露寺様の笑顔が眩しいです………









貴女「っ！」ﾎﾟﾛｯ








久しぶりの温かさに






忘れかけてたこの言葉に




私に向けてくれた甘露寺様の笑顔が









嬉しくて





私はまた泣いてしまった









貴女「ｸﾞｽｯ……うぅっ………あぁぁぁ〜……！！」




甘露寺「Aちゃん？！どうしたの？何処か痛い？日に当たりすぎちゃったのかしら……！」






突然泣き出してしまった私を甘露寺様が心配しておろおろしてくださった






なんて優しくていい人なんでしょう………




こんな鬼にも人間にもなりきれてないような出来損ないに優しくしてくれるなんて







貴女「ずびまぜんっ大丈夫です………っ」




甘露寺「そっそうなの？なら良いんだけど………






さっ上がって上がって！！」





落ち着いてきた頃背中を押されて屋敷にあがった




綺麗に掃除されてる







甘露寺「あ！ここがAちゃんのお部屋ね！


今はまだ何もないけどこれから揃えて行けばいいから！！



そしてその向かいの部屋が私のお部屋なの！何か分からないこととか困った事があったら遠慮なく言ってね！！


なんなら一緒に寝ましょうね！！楽しみだわ！





あっそしてここがお風呂場ね！順番とかはまた後で決めましょ！



そしてその隣の扉は厠よ！




ここから暫く歩けば居間につくから！



居間から右に直接繋がってる部屋を二つ越すと廊下に出るんだけどそこを中庭に沿って右に進めば台所！！


ついでに居間から左に直接繋がってる部屋を三つ越すと縁側に出るんだけどそのまま右に進めば客間だから！




………まぁざっとこんな感じかな？大丈夫？覚えられるかしら」




貴女「はい！大丈夫です……！」






甘露寺様のお部屋で見取り図を見ながら説明される



またこんな私のことを心配してくれてる……嬉しいです！！








甘露寺「じゃあ取り合えず今日の夜私任務入ってないから夜間でもやってる甘味屋や仕立屋、いろんなところ行きましょ！


Aちゃんの服選ぶの楽しみだわぁ！！」





貴女「え………いっ良いのですか？」




甘露寺「勿論よ！！折角だしお揃いのも買いましょ？



あっ！そうだわ！Aちゃんちょっとここに座って？」





と、甘露寺様に前に座ってと言われたので大人しく座る





ｽｯ





貴女「あの………？」




甘露寺「ふふっちょっと待っててね？」

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