22話~留まれないよ~ ページ23
煉獄千寿郎side
兄上が炎柱となられて早数年
何故かとうとう兄上がご友人様と一緒に鬼の少女を家に招き入れた
何でも日光を克服し人間を食わず鬼と藤の花を食い生き永らえる鬼を最近鬼殺隊で保護したんだとか
今は稀血のご友人様の元にその身を置かれているらしいが特に飢餓状態になった様子もなく噂は本当だと確信した
僕、煉獄千寿郎は衝撃のあまり軽く気絶してしまった父上を布団に寝かせて今はお茶をお出しするタイミングを部屋の前で伺っております
兄上達のことですから僕が待機しているのは呼吸や足音で気づいているはずです
恐らく藤鬼様の様子を伺って僕を入れさせるつもりでしょう
襖をほんの少し開けて見ているのですがどうやら藤鬼様は相当繊細なお方そうなので……
今も藤鬼様は兄上を前にして半泣きになりながら頭をもげるかと言う程下げ上げしている
不死川「ばっっか声デケェよ!」
煉獄「む!?それは済まなかった!!反省している!!!!」
不死川「お前ぜってぇ反省してねぇな?」
貴女「ごめんなさい許してください私まだ死にたくない」ガタガタガタ
藤鬼様、兄上の無自覚の大声で更に震え始めた
兄上………もう勘弁してあげてください…!
煉獄「それにしても不知火少女!!本当に藤の花を食すのか?」
貴女「?!……え?あっ………はははい…ごめんなさい」
煉獄「ふむ、そうか………千寿郎!!入って良いぞ!!!」
あっお呼ばれしましたね、きっとこ混ぜた藤の花を粉状にすり潰したのを入れたお茶を飲ませて確認したいのだろう
兄上は自分の目で見たものは信じる人だから
藤鬼様には悪いですが………
千寿郎「失礼します、お茶をお持ちしました」
中に入り兄上と風柱様と藤鬼様の前にお茶とお茶菓子を置く
煉獄「千寿郎、お前もこのままここにいると良い!!
紹介しよう、俺の弟の千寿郎だ!!!」
する事も済ませて部屋から出ようとすると手を引かれて兄上の隣に座らされた
千寿郎「えっあっ……煉獄千寿郎です、よろしくお願いします藤鬼様」
貴女「?!………しっ不知火Aです……切りたいほど嫌だと思いますがよろしくお願いします…」
千寿郎「嫌ではありませんよ?!」
このお方のネガティブは留まることを知らないんでしょうか……?心配です……
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美穂(プロフ) - 更新ありがとうございます♪楽しみにしてました⭐︎今後も楽しみにしてます^^ (2023年4月17日 14時) (レス) @page36 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 面白いです!錆兎いるんですか?錆兎の登場いつでしょうか…ワクワク♪ (2023年4月15日 17時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんにちは^_^凄く面白いですね‼︎更新楽しみにしてます (2022年8月5日 14時) (レス) @page33 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
きーちゃん - 初めまして!とても面白いです。主人公ちゃんが妹に欲しい・・・!!笑 千寿郎君と主人公ちゃん見てると癒されます!素敵な作品ありがとうございます!応援してます! (2022年6月18日 18時) (レス) @page29 id: 884ce88ab7 (このIDを非表示/違反報告)
鬼族のモブ - 主人公ちゃん妹感ハンパないわ、更新頑張ってくれな! (2021年8月23日 2時) (レス) id: 485c7d75ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 x他1人 | 作成日時:2019年10月6日 22時