【鬼滅の刃】鬼ですが藤の花と鬼しかたべません！

13話~とある隠から見た二人~ ページ15

数日後


とある隠side








貴女「………………」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ




「………………;」






俺は、隠の一人だ




今日は風柱様のお屋敷に継子になるという藤鬼様をご案内したんだが……






俺の目の前では







藤鬼様が正座のまま無言で高速震動を繰り返してて





それを鋭い目付き……と言うか何処か困惑したような珍しい表情をした風柱が胡座をかいて座っている






しかも向かい合ってだ







藤鬼様大丈夫かな？風柱様どうか優しく接してあげてください！！！その人……




じゃなかった





その藤鬼様は鬼一倍デリケートで繊細で心が豆腐以下なんです！！







えっ俺がどうしてここにいるのかった？隠ならとっとと戻っても良いだろって？




あぁ勿論俺も出来るならそうしたいさ





けど出来ないんだ！







藤鬼様が俺の服ガッシリと掴んでるからな！




どれだけ怖がられてるんですか風柱様！！







不死川「はぁ………おい藤の鬼」






貴女「っひゃっははははいっさい！！！」








はいさいとは………まぁ沖縄での挨拶みたいなものだな






てか噛みすぎだろ藤鬼様………









不死川「いくらなんでも震え過ぎだろぉ;;;」





貴女「っ？！！しゃい！すすすすひまへんっ！斬らないでくださいぃぃぃ……！！私まだ生きていたい」




不死川「いや斬らねぇよ」




　


　







　


　






　



　

貴女「………」



　
　




不死川「………」





　

　





　








　



なんだこの沈黙





何故お館様はこの二人を………？



大丈夫なのか不安









不死川「……………お萩食うか？」





えっお萩？








貴女「あっ頂戴します……」





あっ藤鬼様もらうのね、ちゃっかし







不死川「隠、お前はもう帰れ」





「わっ分かりました！！！」








と、まぁ柱からの命令だからこの場を去るが






頑張れよ藤鬼様………俺は何処でも何時でもアンタを応援してるからな





めげずに頑張れ！！！








あんま泣くんじゃねぇぞ……？目が腫れるからな………

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