【ケロロ軍曹】一人ぼっちのマロン人【ドロロ兵長】 (ページ6)

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すると夏美はシーアを抱きしめた。

夏美「なにこの子すっごく可愛いじゃないの！」

シーア「ありがとう」

ケロロ「その子はマロン星のシーア殿であります」

ナレーター『なんで軍曹もさっき知り合ったのにあたかも知り合いみたいに紹介してるんですか？』

ケロロ「ケロ・・・」

ー数十分後、日向家のリビングにてー

冬樹「あ！あの時の子だ！」

シーア「あの時は助けてくれてありがとう」

夏美「冬樹、シーアちゃんと会った事あるの？」

冬樹「うん。学校行ってる途中で、街をウロウロしてたから、助けたんだ」

ケロロ「やはり冬樹殿は優しいでありますな」

冬樹「それよりさ！軍曹の仲間見つかったんでしょ！？会わせて！」

夏美「ウチには居ないわよ」

冬樹「帰っちゃったの？」

そして夏美は庭を指さした。

冬樹「ん？」

冬樹が扉を開けて庭を見てみると、ギロロがテントを張ってキャンプしていた。

ケロロ「ギロロも一緒に暮らせば良いのに」

ギロロ「ペコポン人と一緒の部屋で住めるかぁ！」

その時、冬樹は思った。

冬樹「(家に住むにしろ住まないにしろ、家主の意向は無視なんだ)」

・・・と。

ーその夜、日向家の屋根の上にてー

シーア「・・・」←携帯で誰かに電話をかけてる。

ナレーター『おや、シーアちゃん。誰かに電話ですか？』

すると電話越しに声が聞こえた。

ゾルル《こちら、ゾルル。シーア大尉、応答せよ》

シーア「こちら、シーア。問題ないです」

ナレーター『ゾルル・・・シーアちゃんの仲間ですかね？』

ゾルル《そうか。では、頑張れよ。たまにはケロロ小隊の近況報告しに戻って来いよ》

シーア「了解」←電話を切った。

ナレーター『軍曹達を知ってましたね。なにを頑張れと言ったのでしょうか？』