7話 ページ8
貴方side
授業中も全然集中できなかった…。
なぜか涼太くんのことで頭がいっぱい。
背が高いとかカッコいいとか…涙袋が可愛いとか！
「……ん……？これって………」
いや…まさかね！？
恋なわけ…ないよね！？…でも、それもありうる。
まさか…そんなことあるはずないよ！
私は落ち着くために、廊下を走って屋上に行こうとした。
「そんなわけない！恋なわけない！」
走っていると…前に誰かが！
「きゃっ！」
ドンッ
一瞬何が起きたか、分からなくなった。
階段から転げ落ちるのは…
「…亜嵐！？」
私…亜嵐とぶつかって、階段から！？
「亜嵐！大丈夫！？」
意識ない…？ヤバイ…
数分して、保健室に運ばれた亜嵐。
ガラガラ…
「…失礼します」
先生は確か出張で、いないんだった…。
でも、担任の先生が治療したみたい。
「亜嵐？」
亜「……ん、A？」
ベッドに寝てる亜嵐を起こした。
「ごめん！私が走ってて…それで亜嵐が階段から…」
亜「…階段から落ちたんだ…一瞬すぎて分からなかった…」
「ほんと、ごめん」
亜「お前は？怪我しなかった？」
「私は大丈夫。あっ、そうだ！」
私は、紙袋の中から袋を取り出した。
亜「…んだよ、それ。」
「先生からもらった薬。これ飲まないとダメだって！」
あっそーだった…亜嵐は昔から薬が嫌いだったんだ。
亜「んなもん飲めるわけねーだろ！？絶対飲まねーから！」
「ちょっと苦いだけだよ！」
亜「ふざけんなよ…俺、薬嫌いなの知ってんだろ？」
「だけど！飲まないと治らないから。」
亜「絶対無理。」
「じゃあ何が何でも飲ませるから！」
亜「はぁ！？ちょ、やめろって！」
私は、無理やり亜嵐の口に入れようとするけど
亜嵐が私の両手首をつかんで、抵抗する。
亜「ちょまじでやめろって！俺、病人！」
「早く飲みなさいよ〜！」
力強すぎでしょ…！？全然入んない…←
「亜嵐っ！……きゃあ！」
足が滑って…亜嵐に馬乗りしてる状態/////…
一気に顔が熱くなった。
幼馴染とはいえ…こんな至近距離…//////////
「……/////…えっ…ちょ…/////」
ガラガラ
：
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 131人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みっぷー | 作成日時：2018年8月19日 16時
