〈カゲプロ〉運命で繋がった少年少女Ⅱ (ページ6)

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ツキヒコが、花嫁衣裳を取りに行っている。

だが、もう取りに行って、すごく時間がたっている

アザミ「おそいっ。何をやっているのだ、あいつは。」

レッド・ムーン・ライト「あと、ちょっとだから、落ち着いて・・・」

アザミ「しかし・・・」

シオン「お母さん、がんばろう。」

アザミ「・・・・あぁ。」

　ドンドン

シオン「あっ、お父さん帰ってきた！お父さんーおかえｒ」

レッド・ムーン・ライト「シオンっ、危ない！！」

　ドンっ

シオン「きゃぁぁぁっ、お母ーさん！！！」

レッド・ムーン・ライト「アザミィ！！！！！！」

アザミ「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

シオン「目を覚まして！！お母さん！！」

レッド・ムーン・ライト「お主ら、覚悟はできてるんだろうな・・・？」

　「おいっ！こいつ、やべぇぞ・・・」

　「子供も殺しておこう」

レッド・ムーン・ライト「目を隠す」

　「２人、いないぞ・・・どこだ」

レッド・ムーン・ライト「ツキヒコは、どこだ・・・」

　「死ねぇぇぇ」

レッド・ムーン・ライト「目を合わせる」

　バタンッ

レッド・ムーン・ライト「アザミィ・・・目を開いてよ・・・」

アザミ「私のせいなのだ。すべて。ではな・・・シオンとツキヒコを頼む」

シオン「お母さーんっうああああああああああああああ」

ツキヒコ「アッアザ・・・ミうあああああああああああああああああ」

レッド・ムーン・ライト「いやああああああああああああああああああああああああああああ」

一晩中、鳴き声が森に響いた。

そして、化け物に一つ、新しい能力が生まれたという。