あなたの悩みはカクテルの味 【ジョジョの奇妙な冒険】

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しばらく瓶を見つめていたが、捨てるのもなぜか勿体無く感じ、せっかくだからと一口飲む。

　アルコール独特の風味はたしかになく、ライムの爽やかな味が口に広がる。

　美味い。

　それにしても、カバンの中に入っていた材料にしてはやけに冷えている。少し気になったが保冷剤でも入れていたのだろうと考え、いつの間にか飲み終わっていた瓶をポケットに入れた。



　家に着き自室に戻ろうとすれば、ちょうどよく徐倫が部屋から出てきた。

「あれ、父さーーんんっ！に、兄さん。どうしたのよ」

　別に父さんでも……と思うが口には出さずに別に。と答えようとしたらーーー

　いや、確実に言ったはずなのだ。

　別に用はない。と……しかし、俺は

「今度の週末に一緒に食事に行かないか」

　と口走っていた。


「え？」


と、徐倫は面食らったような顔をして固まった。

「……いや、忘れてく「行く！」 は？」

「あたしずっと気になってたお店があるの。そこに一緒に行きましょうよ」

「え、いや」

「じゃあね、父さん」

　そう言って徐倫は部屋から台所の方に歩いて行った。

(結果オーライ…………なのか？)

　しかし、先ほどまで感じていた体のだるさは無くなり体が軽くなったように感じた。

　そういえばあの女はクラスメイトだっただろうか？なぜか思い出せずに俺は首を傾げる。

　名前も聞き忘れたな。

　振り向くと徐倫が楽しそうに歩いているのが見えた。

　うだうだ考えるのはやめにしよう。

　俺はそう思いつつ、部屋に戻る。

　明日は花京院にいい報告ができそうだ。


◇◆◇

マルガリータ

【カクテル言葉】
無言の愛



承太郎……長かったな……(^-^;
長くなっちゃってすみません。あと、承太郎はこんなに女々しくないですよね、すみません。なんかもう色々すみません。

ただ、反省はしているが後悔はしていない！！！！

あと、これは個人的なアレですが、私は結構にわかよりなので口調が違ってたらソッと教えてぐだざい……！！


テキーラと聞いてジョセフが出てきたのは私だけじゃないはず( ˘ω˘ )

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