１０秒前 ページ40
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「おねえさん、ちょっといい？」
「…私？」
「そ、おねえさん」
駅のお手洗いから出たところを3人組の男に呼び止められ少し後退る。
傑待たせてるから早く戻りたいんだけど…
「なんですか…」
「さっきまで男といたから声かけらんなくてさ」
「…」
「あー別にナンパとかじゃないから怖がらないで」
「ただ一緒に遊びたいなぁってだけだから」
ナンパじゃん。
「人待たせてるので」
「さっきの男？」
「はい」
「あんな男より俺らのが良くない？」
「は？」
あんな男？そんなだらしない格好したアンタらと傑を比べるなんて失礼にも程がある。
「それにあれは明らかに堅気の人間じゃねーだろ」
「あんなのといたらおねえさん危ないんじゃない？」
「俺らが守ってあげるよ〜なんて！ははっ！」
……非術師相手に術式使うのは反則だし、かと言ってただの女の力だけでここを逃れるのは無理がある。
現に腕を掴む男の力に逆らえない。
振り解こうにも動かない。
恐らく格闘技か何かを齧ってたんだろう。
「…あの、もういいですか？」
「何が？」
「何がって…人待たせてるって言ったでしょ…」
見るからにバカそうな男たちは「あんなの放っておいたらいいよ〜」とゲラゲラ笑っている。
汚いし、不愉快だ。
「俺らいい店知ってるからそこで飲もーよ」
「おねえさんになら奢るし」
「は？いや、ちょっ…」
ぐいっと引っ張られた腕。
踏ん張ってもずるずると引き摺られてしまう。
「あの、！」
「なにー？」
「手！離してください！」
駅でこんなに大声を出しても周りの人は誰も助けてくれなくて。みんな巻き込まれたくないから見て見ぬフリ。
「えー、やだ」
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カケオレ(プロフ) - おめでとう夢主ちゃん。夏油と幸せになってくれ (7月22日 10時) (
レス) @page50 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
加穂(プロフ) - 始めまして。こちらの作品読ませていただき夏油傑がもっと好きになりました！続きを読ませて頂きたいのですがパスワードを教えて頂いてもよろしいでしょうか？ (7月15日 22時) (レス) @page50 id: 45a8770aec (このIDを非表示/違反報告)
モモ - こちらの作品読ませていただきました！すっごく面白かったです！パスワード作品も読んでみたいのですが、教えていただきたいです！ (2023年4月30日 23時) (レス) id: fdeb613541 (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - こちらの作品を読んで傑が更に好きになりました！ありがとうございます😭好きすぎて何度も読み返してしまいました😭過去の作品も読んでみたいのですが、パス教えていただけないでしょうか？🙇♀️💦 (2023年2月26日 17時) (レス) id: df988bb267 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 天才…ありがとうございました…！！ (2022年11月12日 23時) (レス) @page50 id: 6ec9f3ee23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七
| 作成日時：2021年5月3日 20時
