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41.大熊猫(パンダ) ページ42

部屋に荷物を置いて、急いで寮の外に行こうとしたのだが……。




『………………迷った』





何故か寮内で迷ってしまいました。





『どうやって迷った?』






部屋を出て、五条先生と同じ方向に行ったはずなのに……。





とりあえず、寮の中を歩きまわっていると、







『あうっ』

「お」





曲がり角で誰かとぶつかった。




『ごめんなさい!前見てなくて…』


バッと前を見ると……。



『え』




白くフサフサとした毛、手や足などが黒く、たれ目な動物が目の前にいた。




『パ、パンダ?』



おおぅ、まさかのパンダ先輩だ。

二年は今出払ってるって五条先生言ってなかった?




パンダ「…初めて見る顔だな、一年生か?」


『あっ、今日高専に入学しました!一年の鈴ノ音Aです!』


パンダ「俺は二年のパンダだ。よろしくな、A」


パンダ先輩ってホントにパンダとしか言わないんだ…。

まぁ、分かりやすいけど。



『よろしくです、パンダ先輩。
あの、寮の出入り口って何処ですか?』

パンダ「ん?」

『五条先生が寮の外で待っているので、私も行かないといけないんですが……、迷ってしまいまして』

パンダ「寮の中で迷ったのか?」

『私、方向音痴なんです!』


ドヤァと自慢げに言う。


パンダ「自慢することじゃないでしょ。
ここ曲がったら行けるけど…」

『迷うと思うんで、連れてってください!』

パンダ「いいぞ〜」



優しいパンダ先輩が連れていってくれることになりました〜!!

いぇい!!



『……パンダ先輩ってめっちゃモフモフしてますね。昔飼ってた犬を思いだします』

パンダ「パンダだからな。Aは動物好きなのか?」

『小動物は好きですよ。あ、もちろんパンダも好きです』

パンダ「嬉しいねぇ〜。お、着いた。ここ、寮の出入り口な」

『ありがとうございました!また、モフらせてください』

パンダ「おう!またな」




手を振って去って行くパンダ先輩に手を振り返して、私は寮から出た。

42.転びました→←40.私服姿はいいねぇ〜



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小春日和 - 星空七海さん» ありがとでーす!( ≧∀≦)ノ (2021年1月30日 21時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
星空七海 - 全部読めなかったけど面白かったゼー (2021年1月29日 18時) (レス) id: 6c7c9bcfae (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - あんっちさん» ありがとうございます!嬉しすぎて◯にそうです!!更新頑張ります!!! (2021年1月17日 9時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - あぁー私はこの小説が面白すぎて◯にそうです。夢主ちゃんの性格とかすごいタイプです。続きがすごい楽しみです☆更新 頑張ってください! (2021年1月15日 22時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
りんたろす - 小春日和さん» はい!! (2021年1月2日 21時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小春日和 | 作成日時:2020年11月24日 14時

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