検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:2,889 hit

7話!!!NOside ページ11

此処は死の世界。



人類で『あの世』と呼ばれている世界だ。



周りはすべて暗闇に満ちていて、何一つ無い世界。



そんな世界に唯一光がさしていた。



そこは『あの世』の最深部であり、唯一『この世』と繋がっている場所だ。



そしてそこには一人の神様が住んでいた。



「あ〜暇じゃのう・・・・・・・」



声や見た目だけでは11歳の少女にしか見えない。だが彼女には人間とは異なることがいくつかあった。




人間にしては恐ろしいほど整った顔



鼻あたりから伸びている猫のようなひげ



膝辺りまで伸びている狐色の髪





―――――――そして一番違うのは、3本の狐の尻尾が生えている事だった―――――――



そんな狐の神、――――稲荷神の瞳にはとある映像が映っていた。



稲荷神「ん〜(人1)と(人2)と言うのか・・・・・しかし、あまりにも不幸な事故じゃのう・・・・・・・・・・・・・それに(人1)があの時瞬時にかばった黒猫・・・・・無意識だとはいえ、あやつはわしの友人である神を救ったのじゃし・・」


(人1)と呼ばれた少女はあの瞬間無意識に黒猫をかばっていた。そして、その黒猫こそが稲荷神の友人である神様だったのだ。



稲荷神はその事を恩に思い、どうしようか考えていたのだった。



稲荷神「それに2人とも何も悪事を働いておらん・・・・本来この死も運命の中には無かった・・・・・まさかあやつが運命をゆがめてしまうとは思わながったがな・・・・」



そう考えていると従者が入ってきた。



従者「失礼します稲荷神様。間もなくお2人が到着しますが、どうすればいいでしょうか?」



稲荷神「ありがとう。誘導はしなくても良い。自然に来るようにわしがしとく。」



従者「了解」



稲荷神「・・・はて・・どうした事か・・・・・そうじゃ!!いいことを思いついたぞ!!」



これなら喜んでくれる。



そう彼女には自信があった。あとは2人を待つのみだ。




そう思いながら稲荷神は2人がここにたどり着くのを待つのだった――――――――――――――

8話!!!→←6.5話!!親友side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

幽奈(プロフ) - これからが楽しみです。更新を頑張ってください((((*゜▽゜*)))) (2016年1月16日 8時) (レス) id: e9be575dfa (このIDを非表示/違反報告)
エナ@桜猫 - 此処にコメントをお願いします!! (2014年9月9日 19時) (レス) id: bc16cafb13 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:エナ@桜猫 | 作者ホームページ:無いです  
作成日時:2014年8月31日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。