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『あ、あなたも……人間だったんですか』
｢はい｣
ビルとビルの上を飛び、必死についていく。
名前も、どんな喰種なのかも知らない。
でも、何か…この人にはあるって
私と同じだって
｢あなたの名前は？｣
『楠木……Aです』
そういうと微笑んで、飛んでいた私を抱えた。
｢僕は、カネキです。｣
『カネキ……さん』
｢僕の方が年上……かな？Aちゃん……の方がいいか。｣
軽々私を抱えるカネキさんは、凄いと思った。
ついたところは、一軒家
『あ、あの』
｢入って？｣
普通の家だった。一人暮らしなのだろうか……
けど、足元を見ると数人の靴
『私なんて迷惑です！』
｢そんな事ないよ。今もうみんな寝てると思うけど……明日紹介するね。｣
私は、呆然してその場に立ち尽くした。
いいんだろうか、私なんかがいたら仲間の人に迷惑がかかるのではないだろうか
｢……｣
きっと、こんな役立たずなんていらないよ
｢Aちゃんに、赫子の出し方を教えてあげたいんだ。｣
『……え』
｢だから、ね？全然いいんだよ、迷惑なんて思わなくて｣
この人には、わかってしまうんだろうか
今思ってる気持ちも、感情も
『お、お邪魔します！』
｢ふふ、どうぞ｣
感じる温かさも、言葉も
きっとこの人にうまく包まれてしまうのだろうか
カネキさんは、元人間と言っていた。
でも、あんなに簡単に喰種を……しかも区を仕切ってるほどの喰種を
簡単に倒してしまった。
あの人は、どんな経験をしたんだろう
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ゆっくり - 面白いです！ (2017年10月29日 18時) (
レス) id: a4d20385ec (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2017年10月3日 22時) (レス) id: 829d8127bd (このIDを非表示/違反報告)
なんず(プロフ) - 伊吹クララさん» コメントありがとうございます!!頑張ります！！！！ (2017年8月26日 10時) (レス) id: 8b6874782c (このIDを非表示/違反報告)
伊吹クララ - 面白いです！頑張ってください！ (2017年8月25日 21時) (レス) id: 1b8fd0b149 (このIDを非表示/違反報告)
なんず(プロフ) - 闇月さん» 応援ありがとうございます!!頑張ります！ (2017年8月22日 14時) (レス) id: 8b6874782c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんず | 作成日時：2017年8月20日 14時
