そんな冷たくされても困るんだけど

第13話 ページ13

日和side

「此処が僕の部屋だね！」

楓ちゃんは夢ノ咲学院の生徒なんだね〜

「あ、し、失礼します…」

「楓ちゃんは夢ノ咲学院の何科なんだい？」

「あ、プロデュース科です…」

うんうん、プロデューサーなわけだね！

「へぇ〜！あ、そこに座ってていいからね！夢ノ咲は警備厳しいよね〜…あ、僕は元々夢ノ咲学院のアイドル科だったからね！」

そう言うと彼女は驚いた顔をした

「へぇ…そうなんですね。」

ん？意外と反応薄いね？

「…楓ちゃん、学校は楽しいのかな？」

「え？あー…まあ、楽しいかって聞かれたら普通…ですね」

ん？何かあったのかな？

「うんうん、そうなんだね！楽しくなるといいね！…あ、楓ちゃんは僕なんかが許嫁で大丈夫かい？僕は楓ちゃんみたいな子なら別に平気だけどね！」

まだ2年生なら、断ることも出来るしね！

「あ〜…別に大丈夫だと思いますよ…まあ、親達次第って感じですね…」

ふとノックの音がした

楓ちゃんのお母さんかな？

「どうぞ」

おや？僕の母上もいるね？

さ「あ、お邪魔するわね、日和様くん。楓ちゃん、今日は此処に泊まって行くことになったから！日和くん、楓をよろしくね♪」

……え、泊まり？

「そうそう！親交を深めるため〜って決めたのよ！楓ちゃんは日和と同じ部屋で寝てね！」

……え？？？

うん、流石の僕でも驚くね？

楓ちゃんの方を見ても驚いているね

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