目を開く少女の話【シンタロー】

-第２８話- ページ32

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………………不意に目が覚めた。



……まあ、普段このあたりの時間帯はネットをしていて、
その生活習慣が馴染んでいるのだ。
What time is it now??









シン「……まじかよ……午前二時て………」









本当なら普段このあたりの時間帯はネットに浸っているのだが、
あいにく立てないのだ。クソッ。



足元に重さを感じる。
あれですか？金縛りってやつですか？
だとしたらピンポイントですね。ハイ。←←
コワ話苦手なんですよ？泣くよ？泣いちゃうよ？？



一人脳内で漫才するのもそろそろ虚しくなるので、
傷に負担をかけないように、そっと起き上がると、









A「………スー………スー……………」









布団に顔を半分うずめながら寝るAがいた。
………やはり、寝ているときは年相応の少女だった。







シン「……可愛い……ッ！！？」







何言ってるんだ俺は！！？もしこいつが起きていたら大惨事だぞ！？
このⅮ★Ｔ心め！！あっちに行っていろ！！←←←



しかしあっちには行ってくれず、ほんの少し、ほんの少し


……俺はAを起こさない程度にそっと頬を撫でた。


ふにっとした感覚が手を伝い、心を揺さぶる。




A「…………ふにゅっ……」
シン「……ッッッ！！！？//////」




なっななななんだよ！！？“ふにゅっ”って！！？
やめろよ！！？いますでにⅮ★Ｔ心が揺れているというのに！！
萌えるぞ！！？←←←





シン「……たまには……こういうのも……………悪くないかな……」





そう、少女の横顔を見ながらつぶやいた。


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