目を開く少女の話【シンタロー】

-第１９話- ページ22

俺はしばらくAの胸で泣きじゃくっていたが、




シン「……あ…ｸﾞｽｯ…もう、い、ぃいよ……っ/////」
A「ん?…そう……ですか??」





……冷静に考えてみると、俺はとんでもないことをしていたんだな…と
感じた。



そして離してもらうと、やや微量の淋しさを感じたが、
心臓が爆発しそうだったため、なるべく冷静を装って元の位置に戻った。





……こんなことをしてもにこにこと笑っているA。





しばらくして、頬の熱が下がってくるのを感じつつ、
先ほどふと思ったことを聞いてみた。



シン「…Aってさ…この家?に一人で住んでるのか?」
A「はい。」




想像していたよりも淡々とした答えが返ってきた。




シン「な……なんで？お前……中二だろ…?何で一人暮らしなんか…?」
A「……私…実はシンタローさんを助けた日に…引っ越してきたんですよ…」
シン「!!?」






A「……夏休みちょっと前に親が離婚して…
……まぁ、前から仲は悪かったので予想はしていたんですけど…
…それで、親に“どっちについていくんだ”とか聞かれたときに…
……“どっちにもついていかない”とか言っちゃったんですよね……ﾊﾊﾊ…」






知らなかった。俺が世話になっている裏でそんなことがあったなんて…
なのにこんなにも俺が迷惑かけていてもいいのか…?








シン「………そっそうか……なんか悪i「でも、」……?」








A「私…その、正直独り暮らしとか淋しかったんで、
シンタローさんが来てくれてうれしい……ですよ??」

シン「……っ//////」





A「………あっ!!?でっでも、シンタローさんは
別にここにいたいとか言ってませんね!!!?；；
すっすみません！私の考えぶつけて押し付けちゃって…

……迷惑…おせっかい…ですかね…?」







うん、上目遣いはずるい。←







シン「……っ！！！/////////
いや…迷惑だなんて……むしろこっちが居ていいのかってくらいで…いいのか？」

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皆さん!
明後日は愛するシンタロー君の誕生日ですよ!!!
でも 俺のなかでシンタローは永遠の１８歳ﾀﾞｯ!!!!
おめでとおおおおおおお!!!
(たぶんあさっても同じような分を俺は綴るでしょうね、ハイ)

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