進撃の巨人ー導く者ー【リヴァイ 】1

私がいる ページ39

ダズ「マルコ…俺…もう…
巨人とは戦えない…
目の前で仲間が食われた…
仲間が食い殺されたのに…
俺は悲しみも感じなかった…

ただ…心底俺じゃなくて良かったって思った…
でも…次は俺の番だ…気付いたんだ…
俺達の仕事ってのは…
つまりは…



巨人に食われるまで
戦わされ続けることなんだろ？


食い殺されるくらいなら


いっそ今！！！！」


＞＞刃をとろうとするダズ




マルコ「やめろ！！
しっかりしろよ！！
お前だけじゃないんだぞ！！
みんな恐怖と戦っているんだ…


サシャをみろ！！

あんな目に遭ってもなお
気高き兵士のままだ！！」





サシャ「ぐあああああ…

あの…お腹…！！痛いんで…負傷者に…
してもらっていいですか…！？」





ダズ「…もうダメだ！！！」




マルコ「よせ…！！」




A「ダズっ！！！！！」




＞＞刀をとろうとするダズの手を
上から握るA




A「大丈夫だよ！！ダズ！！

私達はこれからも

生き続ける。

絶対…負けない。」





ダズ「お前は…
こんな状況で…
生きていくのが…怖くないのかよ…」




A「怖い…。

すごく怖い。

でも、目を背けることの方が

怖いことだって知ってる。」




A「大丈夫。私がいる。

もう…誰も死なせない。」



ダズ「う…うぅ…」


＞＞泣き崩れるダズ
＞＞優しく笑って肩をたたくA



マルコ「Aは強いね」

A「マルコこそ。
いつも冷静で、周りがよく見えている。

…絶対良い兵士になれるよ。」



マルコ「だと…いいな」



＞＞マルコとAが向き合って
微笑みあっている






ジャン『本当はどうしようもなく怖いくせに

周りの奴を不安にさせないためか
強くあろうとする。

本当に…
お前の悪い癖だぞA』

どうしてーエレンsideー→←俺がいる

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す