世界一甘い自由研究【高尾和成】

▼自由研究.16 ページ16

＿キュッキュッ









＿シュッ









みんなが練習してるなか、ドリンクやらタオルやらを用意









疲れる…









普段帰宅部で、運動もせず家に引きこもる私にとってマネージャーの仕事はかなりキツかった









「はーい！時間です！15分休憩してくださーい」









主将さんに言われていた通りの時間に声をかけて、1人1人にドリンクとタオルを渡す









「サンキュー」









「ありがとう」









全員に渡し終えて、









「すみません、主将。私トイレ行ってきます」









1人、トイレに向かった









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









「ふースッキリした」









トイレから出て、体育館に戻ろうと曲がり角を曲がった









＿ドンッ









後ろに倒れそうになった私の体を誰かに支えられた









「ん…す、すみません！って……緑間くんじゃん」









なぜか赤面している緑間くんが私を片腕で支えてくれていた

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