光

３８(宮田side) ページ38

宮｢玉、今日は俺の家に行こ。｣



玉が俺の家に来ることはよくあるし泊まることもあるから急に泊まることになっても困ることは無い。



玉｢ごめん、助かる｣



収録終わってから明らかに体調が悪そうな玉。
仕事は完璧にこなしてた分、ドっと疲れが来たんだろう。



宮｢お先に〜｣



玉と2人で楽屋を出る。



マネージャーに頼んで俺の家に送ってもらう。



Aあと10分くらいで着きます



もしかしてAの方が先に着いちゃうかもな〜
一応そのことは連絡しておく。




マンションに着くと人影が見えるから多分Aの方が先に着いたんだな。と思う。



玉は移動中寝たら少しだけ楽になったみたい。



車から降りて近付いてみるとやっぱAだった。



玉｢えっ！？Aちゃん！？なんで？？！｣



って玉は驚いてるけど同じくらいAも驚いてるのが分かる。



宮｢俺じゃ力不足だからAに料理とか頼もうかなって思って〜｣



そう言うといろいろ察したのかAは



｢それならそうと先に言ってよ。何か買ってくるんだったのに。｣



と返してくる。



宮｢あ、たしかに。俺んち何もないや(笑)｣




｢じゃあ買ってくる。｣



と言って近くのスーパーに買いに行くA。



玉｢いいよ、大丈夫だから！｣



って玉は申し訳なさそうだけど



｢食べたいものはありますか？｣



って玉の言葉を完全に無視したAが聞くと



玉｢食欲はあるから、食べやすいものが食べたいです。｣



と素直に答えた玉の判断は正しい。



Aに大丈夫と言ったところで通用しないからね。笑

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