検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:84,060 hit

74話 ページ34

『さぁーて!ラスト一本は誰かなぁ?』


「あれ?さっきまで5本ありましたよね?なら1本足りないのでは…」


「あぁ、其れは5本だと色々面倒だから、作者が窓から捨てたよ」


「ちょっ…メタい!しかも其れは内緒だって…!」


確かに敦の言うとおりメタい


そしてすいません(by作者


「そんな事はどうでもいい!…この後俺は見廻りがあるんだ。さっさと終わらせろ」


国木田の一声で再開し、皆がくじを引く


「俺は違うな」


「僕も違うね」


「妾もだよ」


「僕も大丈夫でした!」


「僕もです」


ほぼ全員が言い終わった。残るのは、Aのみ


『うげぇ…僕だぁ…』


渋々残った紫の瓶に手を伸ばした


「何か…今までで一番危ない色してますよね…
大丈夫ですか?」


心配そうに敦が訪ねる


『大丈夫大丈夫。僕も鏡花ちゃんと同じで毒には耐性があるからそう簡単には死ねないよ」


そう言って一気に流し込む


『やっぱり不味い…』


「Aちゃんはどう変わるのかなぁ!」


目をキラキラさせて見る太宰や賢治


暫くすると鏡花と同じように煙で包み込まれた


ゴホッゴホッ


全員咳き込み煙が晴れて現れたのは


『…ケホッ、えっと…お兄ちゃん達だれ?』


只でさえ身長の低かったAが更に小さくなった姿だった


「はぁ…やっぱりね
A、そこの白いシャツブカブカでいいから着て此方おいで」


分かりきっていたかのように的確に指示を出す乱歩


『お兄ちゃん!…身長のびた?』


「そうだよーはい膝乗っててね
ナオミちゃんいるー?」


「此処に居ますわ。何でしょう乱歩さん
あら、其処の可愛らしい女の子は…もしかしてAさんですの!?
でもシャツ一枚じゃ風邪を引きますわね…私のお古で良ければお持ちしましょうか?」


小さくなったAをみて直ぐに提案をする


「そう言ってくれると思ったよ。じゃお願いね」


乱歩は小さくなった妹を撫でながらニッコリと笑った

75話→←73話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
174人がお気に入り
設定タグ:文スト , 江戸川乱歩 ,   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みるくれーぷ。 - シリアス中申し訳ないけどその推理ゲームは絶対乱歩さんと夢主ちゃんしか出来ないですよねw幼少期から凄い遊びをしてらっしゃるww (2018年12月23日 3時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
野良神(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい!応援してます! (2018年11月24日 13時) (レス) id: d6c3f54fc0 (このIDを非表示/違反報告)
月狂姫(プロフ) - 津島奏太さん» 有難うございます!ミスした所は直しておきますね。御指摘有難うございました。(^^) (2018年10月20日 15時) (レス) id: 12c92e1437 (このIDを非表示/違反報告)
津島奏太 - めっっちゃ遅くなりましたが、続編おめでとうございます!中々乱歩さんの妹の話は無いので良かったです!それと、54話の所で「読んでいた」ではなく、「呼んでいた」なのではないでしょうか?いきなりご免なさい…(´・ω・`)更新頑張って下さいね! (2018年10月19日 23時) (レス) id: 4a9619a865 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月狂姫 | 作成日時:2018年9月27日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。