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episode3 ページ3
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「ラグビーに興味ない?」
「日本人なら野球でしょ!」
「水泳!超気持ちいーよ!」
それぞれの部活動の勧誘の声が、学校を飛び交う中。
私は1人、部活ブース案内の前に立ち止まる。
端から順に案内を見つめて。
………そして見つける、
――――“バスケ”という文字。
そのときふと、私の中にはある人の姿が浮かんで。
思わずその場で一度、ギュっと瞼を瞑るけど。
「…………よしっ」
そんな自分を払拭するかのように、
私は気合いを声に出してから。
再び、人で賑わう道を歩き始めた。
隣で、黙って私を見つめる存在に気がつかないまま――――――………。
*
*
*
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作者名:Natchan | 作成日時:2015年11月23日 18時