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着地のイロハ ページ8

ドカーン!シルフ領全域に激しい衝突音が響き渡る。その音の正体はもちろん...
「ひどいじゃないか...。まだ満足に飛べないのに...」
あー、リーファさんはキリトの上級者じみた喋り方のせいで着地をすっかり忘れてたみたいだ。
え?人生二周目だから大丈夫?...あー、よく覚えてたな。キリトの奴、着地をすっかり忘れてるよ。...まぁ、以前から地面を滑走したり酒場のドアに突っ込んだりしてたからなぁ。
滞空制限とかいうけど実際は長らく飛んでいなかったせいで慎重になり、テンパって思い出せなかったんだろう。多分。
『...さて、どうやって降りようか?』
そう、俺も降り方がわからない。何しろずっとGGOをやっていたからなぁ。
『...こうするしかない!』
俺は塔に突撃し...
ーーーーーーー
ドッカーン!先程よりも大きな音が街中に響き渡る。
『ふぃー。』
首を3回転程させ、キリト達に歩み寄る。
「何だよ。バカにしておきながら自分だって失敗しているんじゃないか」
呆れたように言葉をかけるキリトに向かい、反論する。
『いや、俺は衝突の直前に壁を蹴って一回転し、後方に飛び降りた。お前と違ってな』
「やることすることが毎回無駄にアクロバティックだよな。お前」
ふふふ、玉突き事故を起こしたり着地の際に毎回急降下するやつよりかはマシだろう。

剣士の苦悩→←正義の既視?(騎士だけに)



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作者名:闇月 | 作成日時:2023年11月12日 17時

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