バレたくない2つの秘密『第2作』 (ページ6)

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何をバラす？ 50 ページ6

貴「他の人にバラさないでくれませんか？」

と、チョロ君から離れ
おそ松君の目を見て言ってみる。

仕事が出来なくなったら困るし、

それに、チョロ君と別れないといけなくなるかもしれない。

それが一番困る。

おそ「ん？何を？」

凄く焦っていたのに、返ってくる疑問文。

貴「いや、だから。あの。チョロ君と私が、付き合ってる事です！」

おそ「え、そうなの！？

知り合いだったことかと」

貴，チョ「え…」

またやらかしちゃった…。

いや、あの体勢←チョロ松に乗ってる
見たら普通付き合ってるって思わない？

私ってそんなに彼女っぽくなかったりする！？

チョ「大丈夫だから。A、ちゃん」

私の思ってる事が分かったのか、
背中をさすって落ち着かせてくれるチョロ君。

チョロ君が体調を崩してる時に
お兄さんにバレるなんて。

私よりもチョロ君のが焦ってるはずだよね。

おそ「もぉ、チョロ松〜。なんでお兄ちゃんに話してくれなかったの〜？」

チョ「言ったら邪魔してくるだろうが！」

おそ「酷い！そんな風に思ってたのね」

チョ「あーもう！」

普段こんな感じなんだ。

チョロ君の家での様子を知らない私は、
また1歩チョロ君を知れた嬉しさで

一人、笑顔になっていた。

やっぱり仲良しだなぁ。
知らない人から見たら喧嘩に見えるだろう。

でも昔の事を知ってる(思い出した)私には、
仲睦まじく見えていた。

おそ「チョロ松、Aちゃん？に笑われてるよ？」

チョ「名前呼ぶなよ。

Aちゃんごめんね。今日は帰ってくれない？」

貴「うん。今日は楽しかったよ。ありがとね」

と、自分の家に帰った。

チョロ松とおそ松が
言い合いしていたのは言うまでもない。

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39話に出てくる文章

とAちゃんの手をしっかり握る。
彼氏なんだから堂々としていいよね。

バレても大丈夫…。うん

(チョロ松が落ち着いてる理由)