【ハイキュー！！】白布と付き合うまでの話。【白鳥沢】

40 デート？ ページ49

そんなこんなであっという間に日曜日はきてしまう。
あれだけ一緒の時を過ごしてきても、二人きりでお出かけなんて初めてだ。


「緊張するぅ」


振られてるのに、やっぱりまだ好きだから、服などには気合を入れてしまう。


「よしっ」


身だしなみを整え、私は白布との待ち合わせ場所に向かった。
場所はいつぞや私が尾行した時と同じ場所である。

まだ白布は来ていない。

私はスマホで自分の顔面を見る。
…化粧、頑張ってしまった。


とかやっているうちに白布が来た。


「おはよ」


『お、おはよ！』


「……行こっか」



いやノーコメントかーい。ま、いいけど。

白布が私服で私の隣にいる。今はその事実だけで米５杯食える。いや落ち着け。


時刻は１１時３０分。待ち合わせ時間を遅めに設定したため、もう既にお昼。



「先何か食べる？」


『そーしよ！何食べる？』


「いつも何食べてるの、外食」


『んー、ラーメンか寿司か肉？』


「どれがいい？」



普通に白布と会話していることに感動しつつ、デート(多分)だというのに全然女子らしい食べ物言えなかったんだけど。何事？？イタリアンとか言っとけばよかったかな？？？でもお腹たまんないんだもん！！


『寿司、とか？』


無難なお寿司にした。

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