【ハイキュー！！】白布と付き合うまでの話。【白鳥沢】 (ページ28)

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24　スルーきついページ28

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辛い。

からいのではない。つらいのだ。

白布に話かけたい。目の前にいるのに！！
部活始まる前なう。白布を凝視するも、目が合うと話しかけてしまいそうなので目が合ったら逸らすそうにしている。

もちろん他の部員からは不思議そうな目で見られる。やめろ見んな照れる。
とりあえずマネージャーの仕事に専念し、なんとか今日の部活を乗り越えた。

帰り道、いつものようにセミセミさんと共に歩いていた。

「お前、白布と喧嘩でもしたの？」

何も知らないセミセミさん。当然の疑問である。

『いや、今あれなんです、押してダメなら引いてみよう週間！太一にアドバイスされました』

「おー、なるほどな。つーか今更だけど髪、切ったんだな」

『ああこれ、私白布のこと諦めそうになった時にセミセミさんが背中的なの押してくれたので、また1からがんばろうかと！セミセミさんのおかげですね！』

「そ、そうか！良かったな似合ってんじゃん」

なんか顔逸らされた。暗いから表情見えないどういう感情なのでしょう。

しっかし白布に変化無かったな。まあまだ一日目だし。気張れ俺！！！！！誰やねーん

翌日。廊下で白布とすれ違った。私は頑張った！スルーした。ああ心が痛いぜ。おはようくらい言っても良かったのでは。

「よう」

『お？おっす』

太一も廊下に出てきた。さっき歩いていった白布の背中を見ている。その後私の方へ視線を向けて

「おつかれ」

と一言。ありがとう私は元気じゃないです。

『スルーきつい』

「挨拶くらいしてもいいでしょ極端だなお前は」

『あ、やっぱりか』

もはや距離の置き方が分からん。

と、まあこのような生活を私は一週間ほど続けた。