白銀のスノーマリア【あんスタ】 (ページ23)

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第64話ページ23

【翌日放課後】

さっそく、今日は部活見学だ。
この夢ノ咲の文化部に部類するのは
ゲーム研究部と海洋生物部と手芸部
あと、軽音楽部と紅茶部だ。この中でリストアップして
僕が入りそうだと考えられるのは……、

手芸部と軽音楽部と海洋生物部……かな？
そしたら校舎Ⅰですべて完結できるし今日で全て
見学できるだろう。

『えーと、1番近いのは海洋生物部の部室かな…』

【海洋生物部部室】

ｺﾝｺﾝ『失礼します、1年の乙葉と言うんですけど……』

うわぁ、すごい、、学校の中なのに水槽が沢山あって
まるで海の中みたい…

「あれ？なんでこの学校に女の子がいるの〜？
しかも可愛い♪ねぇねぇ、良かったらこの後
デートしない？」

『っえ？、……あ、あの。』
「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。
あ、そうだ連絡先も教えてよ〜♪♪」

な、なんでだ？僕は今部活見学に来たはずなのに、
何故か今目の前にいる金色のセミロングの男の人に
手を繋がれながらナンパを受けていた。

『(だ、誰か助けて…！)』

「この学校、男ばっかでむさ苦しいから
君みたいな子に出会えて嬉しいna ﾊﾞｼｯ! っ痛！」

「かおる〜、あなた『すいそう』のそうじを
ほったらかして『なに』してるんですかぁ？」
「…奏汰くん」
『(な、なんとか助かった……。)』

青髪のクラゲのようにふわふわしてる先輩が
あの人の背中にチョップをして助けてくれたのであった。

『、えっと…助けてくれてありがとうございます。』

「いいんですよぉ。むしろかおるがあなたに
『いやな』おもいさせちゃってごめんなさい〜」

「いやいや、奏汰くんが邪魔しなかったら
これから楽しい事沢山できたのに…」

「むむむ、かおる『はんせい』してください。
しかもゆきくんは『おとこのこ』ですよぉ。」

「ええぇ！男…だったの…。」

何もしてないのにその人は物凄く凹んでいた。
失礼な、これでも毎日筋トレしてるんだからな。