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俺が今後、遣ろうとしていることを話すと千姫と千鶴は驚きを隠せずにいた。
千姫「あの人たちは武士として生きたいと望んでるじゃない…そう簡単には動くことはないんじゃ」
千鶴「雪村家の頭領として薄桜鬼の名で生きていく気なんですか?」
土方「あぁ…お前たちはそれを望んでねぇかもしれないが俺は近藤さんたちを失ないたくない」
千姫「分かったわ…雪村の里はどうするの?」
土方「蝦夷か会津のどちらかだな…一番良いのは蝦夷だ」
千鶴「そうですね」
千姫「蝦夷の何処かしら?」
千鶴「五稜郭から近い山の頂上だよ…あそこには戊辰戦争の後、何故か新政府軍が来なかったところなの」
土方「彼処は俺が来ないようにしてたからな…大鳥さんたちに頼んで噂を流したからな」
千鶴「噂だてすか?」
土方「人間に化けた鬼たちが朝昼夜関係なしに人間を襲う…その中には戦争で死んだ奴も居ると」
千姫「嘘であるような嘘じゃないような噂ね…分かったわ、私の方で蝦夷に雪村の里を作らせておくからそれまでに貴方が考えていることを遣っちゃって!」
俺は不気味な笑みを浮かべて千姫に言った。
土方「ありがとな、今後も協力してくれると助かる」
千姫「えぇ、勿論するわよ!」
千鶴「ありがとう♪」
土方「今日は帰る…千鶴、行くぞ」
千鶴「はい!またね、お千ちゃん」
千姫「またね(^∇^)」
千姫と君菊に外まで見送ってもらい屯所へと戻った。
千鶴「では、おやすみなさい(ぼそっ」
土方「あぁ、おやすみ。悪いな、今後は俺の個人として動くことになる…お前はどうする?(ぼそっ」
千鶴「貴方に着いていきます(ぼそっ」
土方「そうか…おやすみ(ぼそっ」
千鶴が部屋に入ったことを確認してから自分の部屋に向かった。
土方「はぁ…千姫に頼んで良かったな…さて、寝るか」
俺は寝た。
次の日…
土方「…朝か」
俺は着替えを済ませて机に向かう。
土方「取り合えず、風間たちと逢うこと、次に薫を見つける。その次には戦争前に新選組離脱と…その後は会津藩に新選組を雪村の里に送るように話し合い、その後に蝦夷に向かって雪村の里の発展させる…さてと、広間に行くか」
書いた紙をあの総司でも分かるはずのない場所に隠した。
それは、箪笥を開けて着物を全て退かさなければ、見れない。
総司でも見ることがない。
俺は広間に向かった。
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千歳(プロフ) - ルカさん» ありがとうございます!更新が遅いかもしれませんが頑張りますのでよろしくお願いします! (2019年10月5日 15時) (レス) id: 60ccabee17 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 薄桜鬼久しぶりに見ました!貴方様の作品はとっても面白いです!!応援してます♪ (2019年10月4日 17時) (レス) id: ffbf18fb0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千歳 x他1人 | 作成日時:2019年7月19日 19時