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山南「土方君、少しやってみますが簡単ではない話なので時間がかかりますがやってみましょう」
土方「あぁ、頼む」
山南さんの部屋から俺は出た。
土方「…大阪出張…どうするか」
俺は自分の部屋に向かいながら考えた。
夜になるまで仕事をして誰もが寝ている頃に千鶴のもとへと静かに向かった。
土方「雪村…」
千鶴「どうぞ…」
土方「準備は良いか?」
千鶴「はい」
俺と千鶴は屯所の裏口から出て千姫の屋敷へ向かうために町の闇の中へと姿を消す。
土方「千鶴、此所であってるか?」
千鶴「間違いありません」
??「!?土方さんと千鶴さん」
千鶴「君菊さん!」
君菊「覚えているのですね」
土方「まぁな、千姫は居るか?」
君菊「えぇ、居ますよ。案内しますから着いてきてください」
君菊に千姫に話を通してもらって部屋に案内してもらった。
君菊「姫様、お連れしました」
千姫「どうぞ」
土方「夜遅くに悪いな」
千姫「構わないわ、お互いに記憶があるんだから協力するものよ」
千鶴「ありがとう、お千ちゃん」
土方「早速だが話があるんだ…羅刹のことだ」
千姫「羅刹…何かしら?」
土方「薩摩の方で羅刹が見つかったらしいんだがこのまま見逃すわけにはいかねぇ…鬼として新選組副長として」
千姫「私としても見逃せないわね…風間とは逢ったの?」
千鶴「まだなの…風間さんは記憶あるの?」
千姫「風間もそうだけど天霧と不知火も記憶はあるわよ。そう言えば、薫君は?」
土方「覚えてるかは分からないらしい…千姫、今から言うのは俺の個人の話だ。綱道さんは恐らく記憶はない…千鶴のためにあの人を止めたい、千姫の方で探してほしい。これは今後、俺が遣ろうとしていることだ」
千姫「綱道さんのことは任せてちょうだい!でも、遣ろうとしていることて…まさか!」
千鶴「歳三さん…そんなことしなくても私は!」
土方「前みたいに近藤さんたちを死なせたくない…戦が起きる前に俺は新選組を抜ける」
千鶴「え…本気で言ってるんですか?」
千姫「どうして…」
土方「新選組のためだ…確かに俺は新選組のため近藤さんのためならなんでもやってきたが今回は後ろから手助けする気さ」
千鶴「歳三さん…そんなことしたら新選組は近藤さんたちは大変なことになりますよ!貴方が居るからこそ成り立つのに…どうして!」
土方「俺が会津藩と話し合う…新選組を雪村家に送るように頼む」
俺は雪村家を再興させたい理由は雪村のため、近藤さんたちを守るために再興させる。
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千歳(プロフ) - ルカさん» ありがとうございます!更新が遅いかもしれませんが頑張りますのでよろしくお願いします! (2019年10月5日 15時) (レス) id: 60ccabee17 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 薄桜鬼久しぶりに見ました!貴方様の作品はとっても面白いです!!応援してます♪ (2019年10月4日 17時) (レス) id: ffbf18fb0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千歳 x他1人 | 作成日時:2019年7月19日 19時