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千鶴「!?」
沖田「土方さん、その子は?」

怪我をしなかった総司が聞いてきた。

土方「南雲薫」
千鶴「私の生き別れの…実の兄です」
近藤「何と!」
土方「怪我はねぇが気絶してる」
山南「屯所に運びましょう」
千鶴「ありがとうございます…」

実際はさっきまでは怪我はあったが鬼のため傷が塞がっていた。

池田屋事件が終わり屯所に戻ってきた。
薫は誰も使っていなかった部屋に寝かせた。
その部屋に居るのは俺と千鶴だけ…

千鶴「薫…」
土方「薫は記憶はあると思うぞ…俺に対しての敵意が無かったからな」
千鶴「本当ですか?それは良かった…」
土方「千鶴…少し寝ろ。お前の代わりに薫は見ておくから」
千鶴「お願いします…でも、ここで寝ます」
土方「分かった…せめて風呂入って来いよ」

千鶴は風呂に向かった。

土方「(薫は保護できたし、風間たちも味方に出来た…後は戦争前に綱道さんの事をどうにかしねぇと…)」
薫「ん…土方?」
土方「起きたか。大丈夫か?」
薫「何とかね…千鶴は?」
土方「風呂に行った」

薫は体を起こした。

薫「お前は俺をどうする気?」
土方「千鶴の兄として千鶴の側に居させる」
薫「本当に?」
土方「あぁ…お前は死んでたから知らねぇが千鶴と俺は五稜郭の戦いの後に俺が雪村家に婿入りした。だから、俺にとっては薫は義理の兄」
薫「千鶴が嫁入りじゃなくて?」
土方「俺は五稜郭の戦いで表向きは死んでるから"土方"を名乗れなかったからいっそうのこと婿入りの方が良いと言う話になったから俺が婿入りしたんだ」
薫「成る程ね…今回は?」
土方「俺はどちらでも良いけどな…千鶴次第だな」
薫「俺的には雪村に婿入りの方が有難いかな…俺は雪村家を継ぐ気はないし…継ぐなら土方の方が安心だからな」
千鶴「薫!」

千鶴が部屋に入ってきた。

薫「千鶴!」
土方「俺は部屋に戻るぜ…何かあったら言えよ」

俺は部屋に向かった。

沖田「何してたんですか?」
土方「話をしてただけだが?」
沖田「本当にあの子は千鶴ちゃんの兄なんですか?」
土方「あぁ、間違いねぇ」
沖田「ふーん」
土方「お前は何しに来た?」
沖田「今後、千鶴ちゃんをどうするのかなと思ったので聞きに来ただけですよ」
土方「今まで道理だ。そこに兄が来ただけだ」
沖田「そうですか…おやすみなさい」

総司は自分の部屋に歩いていった。

土方「はぁ…明日辺りに千姫の所に行くか…」

俺は寝ることにした。

…→←…



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千歳(プロフ) - ルカさん» ありがとうございます!更新が遅いかもしれませんが頑張りますのでよろしくお願いします! (2019年10月5日 15時) (レス) id: 60ccabee17 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 薄桜鬼久しぶりに見ました!貴方様の作品はとっても面白いです!!応援してます♪ (2019年10月4日 17時) (レス) id: ffbf18fb0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千歳 x他1人 | 作成日時:2019年7月19日 19時

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