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sk「Aー!!!」
『うぉっ?!、、、坂田ぁ!!抱きつくな!暑苦しい!』
授業が終わり、呼び出しも無事、、、とは言わないが教室に戻る
扉を開けた瞬間に俺とそう身長が変わらない坂田が、両手を広げて飛び付いてきた
後ろは硬い床に窓ガラス
避けるのはどうかと思いそのまま受け止める
sk「呼び出し長かったなぁ〜」
『あの長時間で俺に課されたのは、教室清掃だけだ』
96「結構キツくない?手伝おか?」
『お前らも忙しいだろーし、気持ちだけ受けとるw
さんきゅ』
坂田を引き剥がし、96猫に笑いながら断りをいれ、机の横に下がっている鞄から焼きそばパンを取り出す
パンを袋からだし、思いっきりかぶりつく
、、、やっぱ焼きそばパンは正義だよな←
座って食べている俺の後ろには、俺の背中をツンツンつついてくるまふまふと坂田
なんだこいつら
ur「お、A帰ってきたんだ」
『うらたぬき先輩、志麻先輩、、、後ろの二人どうにかしてください、、、』
たまたま教室に入ってきたうらたぬき先輩と志麻先輩に助けを求めると
10秒もせずに、後ろの二人が俺の目の前に座った
行動早いな
sm「うわぁ、A、昼飯それだけなん?」
『え、あぁ、はい』
志麻先輩が指差す先には、俺が今食べている焼きそばパン
そんなに少ないか?
ur「それだけだからお前は細いんだよ。
はぁ、これやる」
mf「うらたさんが、、、優しい」
そう言ってうらたぬき先輩が俺に差し出してきたのはたまごサンド
ありがたく貰う←
ur「あぁ、それと、【うらたぬき先輩】ってなげぇだろ?うらたとかでいいよ」
『、、、うらた先輩で』
焼きそばパンを口に詰め込み、うらた先輩から貰ったたまごサンドに手を伸ばす
あれ、うらた先輩、なんか飲んでる
うらた先輩の手元のパッケージを盗み見る
『うらた先輩』
ur「ん?」
左隣の席で志麻先輩と話していたうらた先輩が俺を見る
『身長のこと、気にしてるんですか?』
ur「なっ!」
sm「ぶっ!w」
sk「、、んふw」
mf「ふっ、w」
うらた先輩の手元にあるパッケージに
【貴方にオススメ!カルシウムたっぷり身長が伸びる牛乳】
と書かれた飲み物を指差す
顔が赤くなるうらた先輩
飲んでいたカフェオレを吹き出した志麻先輩
笑うのを堪える坂田とまふまふ
不思議に思っていると、うらた先輩が立ち上がり
ur「Aーー!!!!」
叫び声と共に俺の頭に落ちる拳骨
『いってぇー!!!!』
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すふれ - 名無しさんの心中、お察しします。短い時間だったかもしれませんが、この小説でとても楽しませていただきました。作者様と作者様の物語から、たくさんの笑顔をいただきました。作者様が、天国で笑顔でいられていることを、心よりお祈りしております。お疲れ様でした。 (2021年4月21日 22時) (レス) id: 48b03fa523 (このIDを非表示/違反報告)
秋あめ(プロフ) - 初めまして、最近この作品と出会いました。続きが楽しみで、読み進めていたら、あのお知らせを読みました。正直言うと、ショックでした。こんなにも楽しい作品が書ける方を失うのは私的にはとても悲しい事でした。今までお疲れ様でした。そしてありがとうございました。 (2020年11月3日 15時) (レス) id: 21946a860e (このIDを非表示/違反報告)
つむぐ - とても素敵な作品、有難うございました。ここに書き込むことしかできませんが、心からご冥福をお祈りします。お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。 (2020年9月16日 17時) (レス) id: 6ff98e79e2 (このIDを非表示/違反報告)
幸 - 初めまして。この作品とてもよかったです。名無しさん報告ありがとうございます。No.さん素敵な作品ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。 (2020年9月6日 22時) (レス) id: 5b67d24b0a (このIDを非表示/違反報告)
へかーてぃあ@夢見月*小夜セコム隊(プロフ) - 私はお気に入りも外しません。ずっと、あなたを忘れません。あなたの作品に出会えて良かったです。ゆっくりお休みください。 (2020年8月20日 18時) (レス) id: 2de6a67b50 (このIDを非表示/違反報告)
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