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28話 ページ34

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向こうが投げる。それを避ける。
投げる、避ける、投げる、避ける。



さっきからそれの繰り返しで、未だに私は反撃できずにいる。


国「お前いい加減攻撃しろよ」


朝「いやいやむりむり。あれまともに当たったら絶対死ぬ」


てか斎藤さん怖すぎない?何がそんなにご不満ですか?


?「おいおい、なんとも情けねぇ魔法少女だなぁ!」


すると、体育館の屋根の上から聞こえ、私は上を見上げた。


国見英はうわ、と眉を寄せて呟く。


?「今回はこちらがわの勝ちになりそうだなこりゃあ」


そういって飛び降りてきたのは、


朝「銀髪獣耳ヤンキー三下で瞬間移動が使えるエリックさんじゃないですか」

エ「おい、てめえ今なんつった」


そう、今の紹介の通り、飛び降りてきたのは幹部(笑)のエリックさん。


エリックさんはしばらく私を睨むと、ひとつため息を吐いて口角を上げた。


エ「こいつの憎しみは素晴らしいほどに膨れ上がってるからな。どうせ負けるのはてめぇらだ。俺はせいぜい高みの見物でもしてるわ」

朝「それ負けフラグっていうんですよ、知ってます?」


口を開けて笑うエリックさんにそう言ってやると、エリックさんは直ぐに食い付く。


エ「お前本当にムカつくな!!てか負けフラグが立ってんのはてめぇだよ!!!」


エリックさんがそういった瞬間、横から飛んでくる拳。私は間一髪でそれを受け止める。


国「朝比奈ッ!!」


国見英が私の名前を呼ぶが、残念ながらそれに答えてる暇はない。


私は一応身体能力が上がっているといっても、人を殴ったことはなく、ガードすることしかできない。


そしてそのままガードしていると、その怪物は左手にあの塊をつくり、至近距離で私の腹に投げつけた。


避けられずそれをまともに受けた私は吹っ飛ばされる。


直ぐに駆け寄ってくる国見英に、私は息絶え絶えに話しかける。


朝「ねえ、今私大丈夫?生きてる?今お腹が穴空いてる気がするんだけどちゃんとお腹ある?」


国「お前結構余裕だな」

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ももの助(プロフ) - 月夜見(つくよみ)さん» すみません、教えてくださりありがとうございます! (2019年7月6日 7時) (レス) id: d77ec042d8 (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(つくよみ) - 誤字見付けたんで報告?しときますね。第四話での夢主が炎ジュエルに触って国見が「光るんだよ、それ」って言った表記が朝比奈ちゃんになってましたよ。国見が言ったって言ってるのに…。と、合ったので言っときます。 (2019年7月6日 2時) (レス) id: 1b059efec0 (このIDを非表示/違反報告)
月華 - 残念です。仕方ないですね (2019年6月24日 18時) (レス) id: 796c431fbb (このIDを非表示/違反報告)
ももの助(プロフ) - すみません、実は月の魔法少女はもう設定を決めちゃっていまして……本当に申し訳ないです。少し遅くなるかもしれないですが月華さんをもとにしたキャラを出させていただきますね! (2019年6月24日 18時) (レス) id: d77ec042d8 (このIDを非表示/違反報告)
月華 - わがまま言ってすみません。出していただけるだけで本当に嬉しいので…… (2019年6月24日 17時) (レス) id: 796c431fbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももの助 | 作成日時:2019年3月5日 13時

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