141episode ページ48
【takemiti.side】
警察が来る音が聞こえて皆は解散していった
スズちゃんは傘をさしながら千咒の方へ歩いて行く
「ちょっとまって!!」
俺の声にスズちゃんは歩くのをやめる
「スズちゃんは何で梵に…」
「おい花垣…!やめろっ、」
イヌピーはなぜか俺を止めようと必死にそう言った
「マイキー君とはっ、!」
『…千壽、武臣。私ちょっとタケミっちと話したい』
「おう、話してこい」
明司にそう言われてスズちゃんが歩いてくる
『イヌピー君、ドラケン。私タケミっちとドラケンのバイク屋行くから先帰っといて』
スズちゃんがそう言うと2人は言われた通り歩き出した
『よし、行こうか』
「え?」
『ほら、早く!』
流れ的にスズちゃんを後ろに乗せて走ることになった俺
『万次郎はさ、馬鹿なの』
スズちゃんはそう言って俺の背中に回す手を強めた
『馬鹿だから私やドラケン達に嫌われてでも自分を犠牲にしてタケミっちとの約束を守ろうとした。私が嫌いになるわけないのにね』
「…何があったんッスか、?」
『…聞きたい?』
「はい!!」
俺がそう言うとスズちゃんは静かに話し始めた
『万次郎は…』
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チェロ - 更新有難うございます。スズさんの為に決断したマイキーですが、東マンの皆と幸せになって欲しいです。大変だと思いますが更新楽しみにお待ちしております。宜しくお願いします。 (2021年12月12日 20時) (レス) id: 5dfc880b67 (このIDを非表示/違反報告)
チェロ - 更新お待ちしております。よろしくお願い致します (2021年12月10日 0時) (レス) id: 5dfc880b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2021年11月28日 18時