不器用な僕の子育て日記。

． ページ35

みらいside





「あれがみらいちゃんのお父さん、？」








わたしの周りにいただれかがそう言った








『ぱぱぁっ、』





パパを見ると泣いちゃいそうになる








そんなわたしの頭をほのちゃんがなでてくれる







「君がみらいのお友達のほのちゃんだよね。いつもみらいと仲良くしてくれてありがとうね」







「はっ、はじめまして！日高ほのです！」







ほのちゃんは背中をぴんとのばしてそう言った









「みらい、後でちょっとお話しよう。だから今は泣いちゃだめ。怒っちゃだめ。せっかくパパもみんなも来てくれたのに悲しくなっちゃうよ」







『みんな、？』






私がそうつぶやくとろうかから楽しそうな声が。







「ここがみらいの学校かぁ」



「とっても綺麗ですね」



「お、ここみらいのクラスちゃう？」



「ほんとだ！みんなこっちこっち！」



「ったく、ころんのやつ先に行きやがって」







『…！！』






「ほんとだ！いたっ！」






そう言って入ってきたのはりぬ達だった







「え、なんでこんなにみらいの周り人おるん？」




「もしかして告白してたのか？」←




「同級生だからってそれは許せませんね」←







「こわいこわい」





パパはそう言ってクスクス笑う









『へへ、みんなありがとぉ』






「「「「「「あ、むりしんだ」」」」」」







同級生「「……」」

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