検索窓
今日:25 hit、昨日:17 hit、合計:61,128 hit

file10,2 ページ46

ーun:c sideー



u「・・・今年はちゃんと来たよ。」


秋風が急に吹いて、髪が揺れた。

同時に、頬に水気を感じた。


u「今までは来れなくてごめん。俺さ、医者になったんだ。お前みたいな子供が減るようにさ・・・」


一度、目元に手をやると涙がとめどなく流れた。


u「また今度、みんなと来るから・・・」


そう言って、その場を後にした。

泣いてしまったのを隠すように逃げてしまい、少し罪悪感を覚えた。


天「あれ?もう帰るの?」


歌「僕達も挨拶に来たのにな〜。」


声のする方を・・・というか来た道を振り返ると他のみんなが居た。

なんで?どうして?


そ「病院はうらさかに任せてきた。俺らも一応、挨拶にな。」


u「みんっ・・・なぁ!」


は「なくなって!兄貴だろ?」


みんなで笑いあった。弟も一緒に笑えてたらいいな。

この小説の続きへ→←file10,1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 病院 , 夢主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にょんこ0602 | 作成日時:2017年9月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。