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file10,2 ページ46
ーun:c sideー
u「・・・今年はちゃんと来たよ。」
秋風が急に吹いて、髪が揺れた。
同時に、頬に水気を感じた。
u「今までは来れなくてごめん。俺さ、医者になったんだ。お前みたいな子供が減るようにさ・・・」
一度、目元に手をやると涙がとめどなく流れた。
u「また今度、みんなと来るから・・・」
そう言って、その場を後にした。
泣いてしまったのを隠すように逃げてしまい、少し罪悪感を覚えた。
天「あれ?もう帰るの?」
歌「僕達も挨拶に来たのにな〜。」
声のする方を・・・というか来た道を振り返ると他のみんなが居た。
なんで?どうして?
そ「病院はうらさかに任せてきた。俺らも一応、挨拶にな。」
u「みんっ・・・なぁ!」
は「なくなって!兄貴だろ?」
みんなで笑いあった。弟も一緒に笑えてたらいいな。
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作者名:にょんこ0602 | 作成日時:2017年9月23日 21時