第50話ッ!! ページ8
『…誰だよ、こんな名前つけた奴。』
いや、本当は分かってるがやっぱり理解出来ん。あいつの付ける名前は理解出来ん。…ペット・ショップが良い例だ。
「それは奴が付けた。」
『……ぶはッ……センス…ッ…』
笑う事くらい許してくれ。
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『DIOとお前が手を組むなんてどういう風の吹き回しだ。…まあ、何かを条件にそうしたんだろうが。』
「それは今から話そう。」
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「ホリィは無事なんじゃなッ!?」
ジョセフが電話でこれでもかという位大きな声を出して喜んだ。
他の全員もほっと息を吐く。
全員無事だったのだ。
不思議な事に、DIOが生きているにも関わらずホリィの容態は良くなる一方でもう心配など要らないらしい。
「それにしても、全員無事で良かったな。」
「だがDIOは…」
「あぁ、Aと一緒に姿を眩ませた。…暫くは警戒が必要だぜ。」
「なら暫くの間は共に行動した方が良さそうだな。」
そう言う承太郎にジョセフが言葉を付け加える。その場にいる全員は頷いた。また機会を伺って承太郎達を狙う可能性がある。
「とりあえず病院へ行こうぜ。アヴドゥルとイギーが心配だからよ。」
ポルナレフがそう言いSPW財団が用意した車に乗り込んだ。
それから数日は何事もなかった。
だが、それは突然だった。
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《ジョースターさんッ!!緊急事態ですッ!!》
「何じゃ、どうしたというんだ。」
《SPW財団カイロ支部の屋上にてDIOが出現しましたッ!!》
「何ィーッ!?DIOじゃとッ!?」
その場にいた全員が目を見開き、ジョセフの方を見た。
ジョセフは頷き、口を開く。
「…それで、被害は?」
《いえ、それが……向こうは我々に何もせずただジョースターさん達を呼べと…》
「…わしらじゃと?…また殺り合うというのか…?」
《……夜8時、館へ来いと…それだけ言って姿を消しました。》
電話の向こうの財団の人間は困惑していた。
それもそうだろう。DIOは冷酷かつ残虐な男でついこの間に承太郎達を、財団の人間を殺した相手。
その相手が何もせず用件だけ伝えて帰って行ったのだから。
「…ジョースターさん。」
ポルナレフがジョセフを静かに見つめる。
その場にいる全員が沈黙した。
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RUGI(プロフ) - ステラさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2019年6月1日 15時) (
レス) id: 0b3527e0e3 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ - 初コメント失礼します。とても面白いです！しかもイラストが上手…更新待ってます！ (2019年5月28日 17時) (レス) id: 518208ffa6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます！！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2019年5月15日 20時) (レス) id: 0b3527e0e3 (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - こういう小説を待っていました！！とても面白いです！更新頑張ってください！！ (2019年5月9日 22時) (レス) id: f38bb46244 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - シオンさん» コメントありがとうございます！！そう言ってもらえて嬉しいです！イラストは自信がなかったのですがどうしても描きたくなって…笑また機会のある時に描かせて頂こうと思ってます！これからもよろしくお願いします！！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: 0b3527e0e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2019年4月30日 10時
