第49話ッ!! ページ7
康一がノックをすると中から返事がする。
ロックを解除する音が聞こえ、ドアが開く。
「承太郎さん、こんにちは。」
「康一君か。どうした………!!…」
承太郎が康一から目線を後ろにやると、目を見開きその場の空気が冷たくなる。
「とりあえず、中へ。」
3人は部屋の中へと入った。
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「…まさか、本人から来るとはな。」
『…俺が行かなくても行くつもりだっただろう。』
何ともいえない空気に康一は思わず露伴の方を見たが露伴は面白そうに見ていた為目線を下に落とす。
「お前の聞きたい事なら大体分かる。……DIOの事だろう?」
DIO、その名を聞いた時に康一と露伴は目を見開く。
聞き覚えのありすぎる名前だからだ。
「な、DIOってあの…!?」
「もしかして、そのDIOとやらがAの言っていた奴か?」
『そうだ。承太郎なら知っていると思って。SPW財団がDIO達を放っておく筈がないから。』
教えろと言わんばかりの目で承太郎を見るA。
承太郎はと言うと、帽子のつばを持ち深く被り直した。
「……その前に一つ聞いてもいいか。」
『その質問に答えたら、DIO達の事を教えてくれるか?』
「いいだろう。
.
.
お前、あの時から10年何処で何をしていた。」
『…成程、それが質問ね。』
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『というわけだ。能力を使用し過ぎた代償として俺は10年間の時間を犠牲にした。』
「能力の使用し過ぎ……それで10年間を犠牲にしただと?その代償は重すぎやしないか?」
『間違った事は言ってねえよ。で、DIOは………まさか、戦っちゃあいねえだろうな。』
せっかくAが沢山の能力を使い犠牲を無くしてきた苦労が水の泡となっては溜まったものじゃないと承太郎をじろりと見た。
睨むAをものともせず承太郎はカップに口を付け、Aの方にに分厚い紙束を渡す。
それを手に取り顔を顰める。
『何だこれは。』
「よく見てみろ。そこには財団に属する者達、協力するグループ者達の名が書かれている。」
『…そんなもの俺に見せていいのかよ。』
「自分の目で確かめて欲しい。悪いが俺はその名を呼びたくもねえからな。」
『!!まさか、』
紙束の中にある協力するグループを一つ一つ丁寧に見ていく。
一枚、また一枚と捲っていく。
『!!』
一つの名前に目が止まる。
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RUGI(プロフ) - ステラさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2019年6月1日 15時) (
レス) id: 0b3527e0e3 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ - 初コメント失礼します。とても面白いです！しかもイラストが上手…更新待ってます！ (2019年5月28日 17時) (レス) id: 518208ffa6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます！！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2019年5月15日 20時) (レス) id: 0b3527e0e3 (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - こういう小説を待っていました！！とても面白いです！更新頑張ってください！！ (2019年5月9日 22時) (レス) id: f38bb46244 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - シオンさん» コメントありがとうございます！！そう言ってもらえて嬉しいです！イラストは自信がなかったのですがどうしても描きたくなって…笑また機会のある時に描かせて頂こうと思ってます！これからもよろしくお願いします！！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: 0b3527e0e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2019年4月30日 10時
