第37話ッ!! ページ39
『じっとしていろよ。』
「えぇ、…分かったわ。」
『頼むぞ、“
《リョウカイー!!》
Aの目の前に一冊の本が現れる。ペラペラと捲れ空白のページを開いた。
『“
空白のページが妖しく光る。
そして、その光はホリィの身体を包んだ。
________
_____________
『あー、終わった。』
《アルジタイリョクナイノ?トシトッタ?》
『阿呆か、なわけねえだろうが。先ずは一段落着いたんだよ。』
息を吐き、ホリィの方を見る。
背中までびっしりと巻き付いていた蔓はもう何処にも無かった。
どうやら成功したらしい。
身体の調子も元に戻ったのか、ホリィはゆっくりと起き上がる…が、まだ身体がふらついて倒れそうになったのでAのスタンドが支えた。
「パパ達が話してたのを聞いていたわ。あなたはDIO、の仲間でしょう?どうして私を助けてくれたの?」
『さあな。ただの気まぐれとでも思っておけばいい。』
じっと見つめるホリィにAは視線を下に落として再び口を開いた。
『ジョースター達から聞いているだろうが、DIOは確かにやってはいけない事を躊躇う事無くやる奴だ。もう許される範囲を遥かに超えている…いわゆる“悪の帝王”。』
「…」
『だけど、そんな奴でも俺にとってはたった一人の大事な友達だ。死んで欲しくない。もしそうなる時は…俺がなんとしてでも止める。』
Aが話す事をホリィ黙って聞いていた。Aの存在は花京院から既に聞いていたのだ。そして、彼がどういう人間かもだ。
『それに、花京院も出会って少ないが俺の友人。正直、敵になりたくはなかった。』
『だが、これも運命…仕方のない事。あんたが回復したと聞いても確実にDIOを倒しに来るだろうな。そして、DIOもジョースター達を確実に殺しにかかる。』
「…ッ…」
『俺はこう見えても貪欲な奴でさ、どっちも死んで欲しくねえわけよ。』
そう言って、笑うAにホリィは目を見開く。
笑ったAの顔は悪戯っ子のような表情をしていたからだ。
『というわけで、俺はもう行く。大事なものを失わねえように。あぁ、それともう少し寝ていた方がいい。まだ完全に回復したわけじゃあねえからよ。…悪かったな、巻き込んで。』
そう言って行こうとするAをホリィは気付けば止めていた。
そして、笑った。
「A君、行ってらっしゃい。」
『!!』
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神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうだったんですか!!!と、言うことはワンピースの方も同じ感じなんですかね？？ (2020年1月8日 16時) (
レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» まだ完結はしておりません！私がただ作品名が全く思い浮かばずチートだから「その強さ、神ですか？」にしようとそれが何作品も増えてしまっただけです汗 なので結論的に言うとそれぞれ別ルートです！(私こそ語彙力がなくてすみません汗) (2020年1月8日 15時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうなんですか!!ち、ちなみに〜「その強さ、神ですか」は完結ですか？HUNTER × HUNTERに繋がったので(語尾力なくてすみません) (2020年1月6日 11時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» もちろん、完結していないので更新します！ですがいつ更新するのかはまだ決めておりません汗 (2020年1月6日 10時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - こんにちは!!!忙しいのを承知でお聞きします。まだこの作品更新しますか？？ (2020年1月6日 9時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2019年3月17日 19時
