第30話ッ!! ページ32
『……成程な。見られているのはDIOだけじゃあねえわけか。』
Aがそう呟き、頭をかいた。
どうも何者かが自分を見ている、視線を感じるのだ。
『まあ、今に始まったことじゃないケド。』
そう言って視線のした先を見てAは静かに笑った。
まるで、その視線の正体の者が…その仲間達がとる行動を分かっているかのように。
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「今日、アヴドゥルに会いにいく。」
『まだカイロに居たのか。』
「いや、一時期国を出ていたがつい最近戻って来たのだ。」
『それで、仲間にするのか?』
「あぁ。」
優雅にワイン、それとも血かどちらかは分からないがグラスに口を付けるDIOにAは余裕そうだなと何となくそう思った。
「お前も来るか?」
『いいけど、俺は手を出さねえよ。』
「お前の手など借りるまでもないわ。」
『へーへーそうですか。後悔しても知らねえからな。』
「フンッ。」
Aの頭を叩くDIO。
力が異常な程に強過ぎてAはぎろりと睨み付ける。
暫く無言の冷戦が続き、同時に溜息を零し二人でベットに身を沈めた。仲良しか。
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『占い師ね。』
「あぁ、そしてスタンド使い……有能な部下になりそうだろう?」
『部下になれば、の話だけど。』
二階に立ち、Aは階段の段に座り階段を登ってくる音を待つ。
段々と近付いてくる音の方を見て、漸く姿を現した。
向こうは二人の姿に驚き目を見開いた。
Aとは以前に一度顔を合わせているがDIOを目にするのはこれが初めてだった。
「
『…』
「一つ、それをわたしに見せてくれると嬉しいのだが。」
「ウオォォォォーーー!!!」
DIOが髪の毛を変形させ、肉の芽を繰り出した途端に身体が動き出したのだろう。そのままアヴドゥルは窓を割りそこから身を乗り出して闇へと姿を消した。
DIOは追う事もせず、つまらなさそうな表情をした。恐らく、もう興味が失せたのだろう。
そして、何も言葉を発さないAを見た。
「お前は先程から何黙っている。」
『…いや、別に。鳥肌がたっただけ。』
「言え、理由を。」
AはじっとDIOを見た。そして、口を開いた。
『久々に君とか言うDIOにペット・ショップ肌が立った。』
はい、酷くつまらなく、くだらない理由でしたッ!!
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神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうだったんですか!!!と、言うことはワンピースの方も同じ感じなんですかね？？ (2020年1月8日 16時) (
レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» まだ完結はしておりません！私がただ作品名が全く思い浮かばずチートだから「その強さ、神ですか？」にしようとそれが何作品も増えてしまっただけです汗 なので結論的に言うとそれぞれ別ルートです！(私こそ語彙力がなくてすみません汗) (2020年1月8日 15時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうなんですか!!ち、ちなみに〜「その強さ、神ですか」は完結ですか？HUNTER × HUNTERに繋がったので(語尾力なくてすみません) (2020年1月6日 11時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» もちろん、完結していないので更新します！ですがいつ更新するのかはまだ決めておりません汗 (2020年1月6日 10時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - こんにちは!!!忙しいのを承知でお聞きします。まだこの作品更新しますか？？ (2020年1月6日 9時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2019年3月17日 19時
