Fortytwo jump ページ42
「一度は死に、甦る者達はお前の意思でそうなったのではないか?」
『え、』
私の、意思で?
『死んで欲しくないと強く願って貴方達が甦ったと?』
「ではないと有り得んだろう。現に、エンヤ婆とその息子、Jガイルは甦っていない。」
『…』
正直、確かにそうかもしれない。
ポルナレフの妹を殺したJガイルにその母親であるエンヤ婆に…読んでいてあまり良い思いをしなかった。
「ポルナレフの妹は…ええと、そう、単に登場が少なかったからそこまでの情が湧かなかった。ただ、可哀想と思うくらいのな。」
図星、かも。
確かに甦った人達は前の世界で私が好きだったキャラ達。
アヴドゥルさん、花京院さん、イギーも本来は死んでいた。
____お前のせいで随分と変わってしまった。
私が来たから狂ったとあの人もそう言っていた。
『うん、そうかも…。DIOさんの言う通りだ。』
「Aが強く願ったからこのカーズも再び地球に引き寄せられたとでもいうのか。」
「ならば他にどう説明する。」
---------------
----------
------
「落ち着いたか。」
『…私って、人間出来てないね……』
頭をがくりとするAにDIOは口端を上げる。
「フン、完璧な者などこの世におらんわマヌケめ。」
「完璧と言ったら究極生命体であるこのカーズの他におるわけなかろうが。」
「ン〜?貴様が完璧だと?笑わせるな。」
『私より人間出来てない2人に言われても、うん…』
「「何ィィ〜〜ッ!?」」
2人が同時に此方を向きAを睨みつけた。
当の本人は、それが可笑しくてつい笑ってしまった。
『…でも、2人が居て私は凄く楽しいからまあ、いいかな。』
「「………」」
『テレンスさんもヴァニラさん達も、承太郎さん達も…みんないるから、凄く楽しい。』
「「………」」
『DIOさん、カーズさんありがとう。もう悪い事しないでね。…って、どうしたの?』
「「…………」」
気を抜いていたせいか、Aは気が付けばDIOの腕の中に居た。
頭の上にはカーズの手が乗っている。
「…WRYYY……」
「…おい、次はこのカーズの番だ。」
「黙れ。」
『何だろう、凄い安心感ある。』
ズキュゥゥゥン!!
DIO、カーズ____
________________戦闘不能。
Fortythree jump→←Fortyone jump
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジョジョの奇妙な冒険」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっくり - 私が見た作品の中で一番面白い！！早く更新してください!!!! (2022年11月26日 13時) (
レス) @page44 id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
キンニク・クリムゾン - 神作品 更新待ってます！！ (2021年9月4日 23時) (レス) id: 93cca863e3 (このIDを非表示/違反報告)
3a - とても面白いです！更新期待して待っています！ (2021年5月29日 22時) (レス) id: 41f3dc3137 (このIDを非表示/違反報告)
フォン(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります!! (2021年4月5日 17時) (レス) id: 53dabcf755 (このIDを非表示/違反報告)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - え、なんか終わりになってるんだけど、え？終わりじゃないよね？もう訳わかんなさ過ぎて？いっぱい使ってるよお願いします続けてくださいこの先がすごい気になるしこの小説大好きなんで。 (2019年8月7日 14時) (レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：RUGI
| 作成日時：2018年11月23日 22時
