Thirtyfive jump ページ35
『…』
「どうした、珍しくそわそわとしているな。」
『…ハンカチ、落とした。』
「そんなもの、後でテレンスにでも「あの、」…」
声のする方へ見た直後、AとDIOは固まった。
同じく向こうも動きを止めた。
『ハンカチを拾ってくれたお礼です。…少し、話でもしませんか。』
彼は無言だが、着いて来てくれるようだ。DIOも珍しく大人しい。
『(まさか、ジョルノ・ジョバァーナに会うとはね。)』
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___________
『ハンカチを拾ってくれてありがとうございます。私はAで、此方はDIOさんです。』
「…ジョルノ・ジョバァーナです。」
近くにあった少し古くさいカフェでお互い向き合って自己紹介をしたはいいが会話が全く続かない。
ジョルノは複雑そうな表情をしており、何かを聞きたいようでじっとDIOを見ていた。
Aは困ったなと思い、DIOを見るがその表情は先程とは打って変わってにやりと怪しい笑みをしていた。
「…ふん、成程な。お前が私の息子のハルノか。まあ、悪くないな…それに、能力も持っているようだ。」
『…いきなり初めてあった人に息子だと言う人が居ますか普通。…すみません、でも、君も心当たりがありますよね。』
「はい。」
ここでやっと口を開いた。
その歳に似合わず落ち着いているのはDIOの血を引いているからなのかは分からないが彼なりに何かを考えているのだろう。
そして、彼は財布を出して中にあった一枚の写真をAとDIOに見せた。
「これは、僕の母が持っていた写真です。母は何も言わなかった、けど僕にはこの人が自分の父だと何故か理解できた。これは、貴方ですね?」
『DIOさん。』
「ふん、お前の母親の顔など覚えては居ないがお前はこのDIOの血を引いている事は分かる。まあ、一般的に言えばお前は私の息子という事になる。」
DIOはジョルノを嫌悪する事は無くむしろ気になっている、と言った方がいいだろうか。そんな感じでジョルノを見て鼻で笑った。
「こいつがわたしの息子か。少々、弱々しく見えるがスタンド能力はまあ、使えるようだな。」
「…スタンド?」
『貴方が持っている普通の人には使えない、見えない能力ですかね。』
「!!貴方達にもそれがあるんですか?」
スタンドという聞いた事もない言葉にジョルノは少し興味ありげにA達を見た。
『父親であるDIOさんが教えて上げてください。』
「…いいか、よく聞け。」
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ゆっくり - 私が見た作品の中で一番面白い！！早く更新してください!!!! (2022年11月26日 13時) (
レス) @page44 id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
キンニク・クリムゾン - 神作品 更新待ってます！！ (2021年9月4日 23時) (レス) id: 93cca863e3 (このIDを非表示/違反報告)
3a - とても面白いです！更新期待して待っています！ (2021年5月29日 22時) (レス) id: 41f3dc3137 (このIDを非表示/違反報告)
フォン(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります!! (2021年4月5日 17時) (レス) id: 53dabcf755 (このIDを非表示/違反報告)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - え、なんか終わりになってるんだけど、え？終わりじゃないよね？もう訳わかんなさ過ぎて？いっぱい使ってるよお願いします続けてくださいこの先がすごい気になるしこの小説大好きなんで。 (2019年8月7日 14時) (レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2018年11月23日 22時
