Twentytwo jump ページ26
「来たか。A、わざわざすまなかった。ポルナレフの件は礼を言う。」
『いえ、全然。承太郎さんもお疲れ様です。』
Aはそう言って先程から無言のDIOをちらりと見る。DIOはある一点を睨んでいた。視線を戻すと…あぁ、やはり。
「…」
「…」
『あの、………スタンドしまって下さい。』
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「ふん、貴様だけじゃあ力不足だったようだなあ承太郎。」
「もう目星はとっくについている。てめえはお呼びじゃあねえぜ。」
「好きに言うが良い。力の衰えた貴様如き、何時でも葬り去る事くらいこのDIOには容易い事よ。」
「敗者は黙ってな。」
「…今死にたいよう『落ち着いて下さい。』ヌゥ、A…」
今にもスタンドが出そうであった(腕は出かけていた)ので2人の間に入りその腕を叩いた。
不満そうにするDIOにもう一度腕を叩く。
「A。随分と上手く手懐けられたようだな。」
『…承太郎さん、DIOさんを煽らないでください。』
「失礼。思わず口が滑ってしまった。」
「A、離せ。やはりこいつは今殺しておかねばならん。」
『駄目です、後スタンド。』
ザ・ワールドの腕を叩いてDIOを睨みつけた。面倒な事は起こしたくないと思いっきり顔に出して。
「……チィッ」
「…やれやれだぜ。」
漸く2人も元に戻り、そこからは普通に他愛のない話をしながら杜王町にあるホテルへと向かった。
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『お久しぶりです、ジョセフさん。そしてお疲れ様です。大変だったそうですね。』
「…スージーが恐ろしかった。」
「あの時のスージーおばあちゃんはオレでも恐ろしいと思ったぜ。」
「ふん…、くだらんな。」
ワイン片手に椅子に寛ぐDIOさん。
…えっと、何処からワインを出していつ飲み始めたのか全く気づかなかったのだが。
「DIO、お前さんにも子供がいるじゃろう。」
「汐華初流乃か。」
「知らん。このDIOに息子がいようといまいと関係ない。」
『…でも案外器の大きい人かもしれませんよ。』
「…そいつの顔を見せろ。」
ジョセフさんが念写した写真を4人で覗き込む。
髪の毛は黒だがあと少しで金髪に変化するだろうな。それはDIOさんの息子という証拠だ。
「母親の方に似たのか…?」
「残念じゃったなDIO。」
「勝手に言ってろ。」
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ゆっくり - 私が見た作品の中で一番面白い！！早く更新してください!!!! (2022年11月26日 13時) (
レス) @page44 id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
キンニク・クリムゾン - 神作品 更新待ってます！！ (2021年9月4日 23時) (レス) id: 93cca863e3 (このIDを非表示/違反報告)
3a - とても面白いです！更新期待して待っています！ (2021年5月29日 22時) (レス) id: 41f3dc3137 (このIDを非表示/違反報告)
フォン(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります!! (2021年4月5日 17時) (レス) id: 53dabcf755 (このIDを非表示/違反報告)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - え、なんか終わりになってるんだけど、え？終わりじゃないよね？もう訳わかんなさ過ぎて？いっぱい使ってるよお願いします続けてくださいこの先がすごい気になるしこの小説大好きなんで。 (2019年8月7日 14時) (レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2018年11月23日 22時
