Twentyone jump ページ25
「DIO様、A様。お気を付けて。」
「此方の事は我々にお任せ下さい。」
頭を下げるテレンスは問題ないが、微かに落ち込んでいるヴァニラにAはDIOに視線で訴える。
「ヴァニラ。お前はこのわたしの部屋を隅々まで掃除しろ。…頼んだぞ。」
「!!承知しました。このヴァニラ・アイス、塵一つ残さず綺麗にしてみせましょう。」
『(テレンスさん、頼みます。)』
「(了解です。)」
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私達はほんの少しだけ日本へ行く事になった。どうやら、杜王町という町に殺人鬼がいるらしい。
そして、“矢”を見つけたというのだ。
4部だよね、これ。だとしたら殺人鬼というのは吉良吉影という事になる。
『ヴァニラさん、凄く張り切っていましたね。』
「ふん、おれの部屋に埃など似合わん。ヴァニラはおれの言われた事を完璧にこなすからな。」
『張り切り過ぎてアイスでDIOさんの部屋ごと消し去ってたら面白いですよね。』
「…笑えん冗談を言うなよ。全く、考える事が餓鬼と同じレベルじゃあないか、ン?」
『DIOさん、最近煽りが多くて腹が立つなあ。』
DIOさんは最近“おれ”と言うようになった。うん、何か嬉しいかも。私も偶に敬語が外れる時があるが余り気にしていないようで良かった。
……というか、大丈夫なのかな。確か、DIOさんのせいで肉の芽が暴走した人もいた筈。そして、向こうには承太郎さんもいる。
あー、不安になってきた。
この2人、最悪に仲が悪いんだった。
「おいA。黙り込むな、何か話せ。」
『いひゃい、いひゃい。』
痛い、痛いから頬を抓らないで。
爪が食い込んでる。
…というか、
『楽しんでますね…?』
「さあ?……WRY!?」
『お返しだ黄色め。』
武装色の覇気を纏わせて頬を抓ったら痛かったのか、それともされると思っていなかったのか…少し驚いて此方を見た。
『どうだ、謝れば許して上げますよ。』
「貴様ァ……」
睨むけど本気で怒っていないからそれがまた面白くてつい声を出して笑ってしまう。
「おれを揶揄うとはいい度胸だ、A。」
『意外と揶揄いがいがありますよ、DIOさん。』
「何ッ、…そうなのか?」
『そうなんです。』
また笑うと頭を叩かれた。
よ、容赦ないなあ…
「まだ少し時間はかかる。寝ろ小娘、このDIOが肩を貸してやる。」
『小娘…、仕方ないから借りて上げます。』
後少しで、日本。
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ゆっくり - 私が見た作品の中で一番面白い！！早く更新してください!!!! (2022年11月26日 13時) (
レス) @page44 id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
キンニク・クリムゾン - 神作品 更新待ってます！！ (2021年9月4日 23時) (レス) id: 93cca863e3 (このIDを非表示/違反報告)
3a - とても面白いです！更新期待して待っています！ (2021年5月29日 22時) (レス) id: 41f3dc3137 (このIDを非表示/違反報告)
フォン(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります!! (2021年4月5日 17時) (レス) id: 53dabcf755 (このIDを非表示/違反報告)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - え、なんか終わりになってるんだけど、え？終わりじゃないよね？もう訳わかんなさ過ぎて？いっぱい使ってるよお願いします続けてくださいこの先がすごい気になるしこの小説大好きなんで。 (2019年8月7日 14時) (レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2018年11月23日 22時
