Fourteen jump ページ16
「行け、行けいけッ、だァーー!!何でそこで外すンだよ…!!」
「…メローネよォ、今回のはいくらだよ。」
「1000万リラだな。」
「やっすいなァオイ!!!ッたくよォ〜!!ふざけてんのかァ!?ボスはよォ〜〜!!!」
ホルマジオはサッカーの試合を見ていた。
そして先程からイラついているのか、貧乏揺すりをするギアッチョ。
『(これは時間の問題だなあ。)』
_______
_________
risotto side
「…おい、アイツらあの家に入っていったぞ。」
「デカくねェか?」
「ハッ!!いいご身分なこった!!」
「ギアッチョ静かにしろ。」
オレ達はAとDIOという男の尾行をしている。
奴らは忽然と現れ、そして消えるので足取り1つ掴めなかったが…
「おいリゾット。向こうの誘いかもしれねえぞ。」
「分かっている。だが、行く価値がある。」
何故、オレ達がどれだけ探っても足取り1つ掴めなかった…全てにおいて謎だったボスを、その情報を持っているのか。
戦闘を交えたと言っていたが、ボスは自ら名前を名乗る筈がない。なのに奴らはボスだと判断した。
それは何故か。
オレ達が求めている全てを奴らは持っているというあの言葉に嘘はなかった。それに、奴らはまるでその先の事が視えているかの様に話す。
だからこそだ。
オレ達は今のドン底から這い上がっていかなければならない。
その為には、どんなモノでも利用する。命を捨ててでもだ。
-----------
-------
気配を消し、門の前まで
その時、門が開き奥にある屋敷の扉も開いたのだ。
扉の前に男が待ち構えていたかのように立っており、リゾット達は隠れる必要もなく警戒しながら門を潜った。
「パッショーネ
「「「「「!!」」」」」
「誰だテメェ…」
ギアッチョは殺気を剥き出しにして男を睨む。男は愛想良く笑い頭を下げた。
「これはこれは、失礼致しました。私、執事のテレンス・T・ダービーと申します。取り敢えず中へお入り下さい。DIO様達がお待ちです。」
そう、全て知られていたのだ。
やはりプロシュートの言う通り、これは誘いであったのだ。
「DIO様、A様。御一行様が御到着なられました。」
「通せ。」
「此方へどうぞ。」
テレンスは扉に手をかけた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジョジョの奇妙な冒険」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっくり - 私が見た作品の中で一番面白い！！早く更新してください!!!! (2022年11月26日 13時) (
レス) @page44 id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
キンニク・クリムゾン - 神作品 更新待ってます！！ (2021年9月4日 23時) (レス) id: 93cca863e3 (このIDを非表示/違反報告)
3a - とても面白いです！更新期待して待っています！ (2021年5月29日 22時) (レス) id: 41f3dc3137 (このIDを非表示/違反報告)
フォン(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります!! (2021年4月5日 17時) (レス) id: 53dabcf755 (このIDを非表示/違反報告)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - え、なんか終わりになってるんだけど、え？終わりじゃないよね？もう訳わかんなさ過ぎて？いっぱい使ってるよお願いします続けてくださいこの先がすごい気になるしこの小説大好きなんで。 (2019年8月7日 14時) (レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：RUGI
| 作成日時：2018年11月23日 22時
