Twelve jump ページ14
Aの手元に一通の手紙がきた。
封を切り、中身を取り出すと日本語で綴られており誰からなのか直ぐに分かった。
ソルベとジェラートが覗き込む。
「ねえ、それってフランス語じゃあないよね?何語?」
『日本語ですよ。私は日本出身なので。』
「ジャッポーネなの?何か納得。」
『電話、借りれますか?』
面倒な事になった。
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少し、面倒な事になった。
上手くはいくだろうがこれはどうするべきか。
『もしもし、承太郎さん。』
《Aか。手紙の内容は読んだか?》
『手紙は読みました。それで、本当に“彼ら”はイタリアに?』
《あぁ、ポルナレフの件もあってな。ジジイはそれ所じゃあないから花京院とアヴドゥルがそっちへ行った。》
勿論、これは聞かれちゃあ不味い内容なので日本語で話している。
今は原作に沿っているのか妖しい状態。
でも、ソルベとジェラートが殺されかけたという事は暗殺チームは何れは動き出すのだ。
《手紙を書いたのも、電話するように言ったのも、A。お前の話を聞きたいからだ。あるんだろ?パッショーネにあの“弓と矢”が。》
『ありますよ。ディアボロがエンヤ婆に6本の内の5本を売りました。残りの1本は奴がもっています。あと、パッショーネの人間はある“試験”を受け組織に入団するそうですよ。』
《その試験が“弓と矢”に関係しているのか?》
『その試験で相応しいか判断するんじゃあないんですか。』
《!!成程な。この先、どうなると思う。》
『今の所は無いと思います。事が大きくなるのは恐らく2年後。取り敢えず私は花京院さん達に会いに行きます。』
《分かった。忙しい時にすまなかった。…あのジジイ…》
あ、口調が少し戻りかけている。
承太郎さん初めは本当に口が悪かったのに成長したなあと思いながら電話を切った。
因みにDIOさんはいない。
あの人は自由気ままに外へ行ってしまった。日光を浴びても灰にならないので嬉しいんだろうな。これを言えばこのDIOが、とか言うので言わないが。
花京院さん達を探さないと。
それと電話を置いてきちゃったから財団の人に取ってきて貰わないと後々面倒だな。
「A、ケーキ買ってきたから皆で食べよう。」
「あれ、あの人は?」
『…』
ソルベさんジェラートさん。
つい最近殺されそうになった筈の貴方達の精神状態はどうなってんだ。
『外、出歩いちゃあ駄目でしょう…』
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ゆっくり - 私が見た作品の中で一番面白い！！早く更新してください!!!! (2022年11月26日 13時) (
レス) @page44 id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
キンニク・クリムゾン - 神作品 更新待ってます！！ (2021年9月4日 23時) (レス) id: 93cca863e3 (このIDを非表示/違反報告)
3a - とても面白いです！更新期待して待っています！ (2021年5月29日 22時) (レス) id: 41f3dc3137 (このIDを非表示/違反報告)
フォン(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります!! (2021年4月5日 17時) (レス) id: 53dabcf755 (このIDを非表示/違反報告)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - え、なんか終わりになってるんだけど、え？終わりじゃないよね？もう訳わかんなさ過ぎて？いっぱい使ってるよお願いします続けてくださいこの先がすごい気になるしこの小説大好きなんで。 (2019年8月7日 14時) (レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2018年11月23日 22時
