Nine jump ページ11
2人は目を覚ました。
そこまでは良い。
そう、そこまでは問題ない。
『あの、私達は敵ではありません。』
「「…」」
これは信じてないなあ。
「私はそんな事を言われても信じる事などしないがな。」
『DIOさんは黙って下さい。』
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『私はA。貴方達2人に聞きたい事があります。』
「何者かも分からない奴がオレ達に聞きたい事?」
「それで答えるとでも?」
此方をじっと見るだけだが、その口調は刺々しく空気はピリピリしていた。
Aは少し考える。
『ソリッド・ナーゾ。』
「「‼」」
その言葉に2人は微かに反応を示した。
それと共に殺気を出した。
「お前達もボス側の人間?」
睨む2人にAは違いますと首を横に振る。
『はっきり言えばパッショーネとは敵側ですね。だから、貴方達に声を掛けたんです。因みにですが、ソリッド・ナーゾは偽名ですよ。』
「「!?」」
『そこまで辿り着いたのは凄いですけど存在しない人物を探す手段なんてありませんよね。だから、貴方達はその壁を越える前に口封じとして殺されそうになった。』
Aが座っていた椅子から立ち上がり、2人に近付いた。
2人は警戒を強めるものの何もしてこない。
『私は、貴方達が“欲しいもの”を持っている。』
「「…」」
『取引しませんか?』
真剣な顔をしたAは決してふざけているわけではなく、ただじっと2人を見つめており答えを待っているようだった。
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「オレ達は良いけど…リーダーが何て言うかは分からないからね。」
「言いそびれたけど、助けてくれてありがとう。」
そう言う2人は少し顔を緩めておりAは安心した。その2人の距離にはあえて何も言わない。
「ところでA。こいつ等は死んだ事になってるんじゃあないのか?」
「…うちのチーム。元々目を付けられてたからな。」
『それなら大丈夫です。“貼り付けてある”ので。本人らは殺したつもりでいるでしょうね。』
「あれか。もう少し早く出会っていればこのDIOの部下にしてやったが。」『結構です。』
「「?」」
そして着いた場所は、少しだけ古びた大きな家。
そう、此処がパッショーネ“暗殺チーム”のアジトである。
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ゆっくり - 私が見た作品の中で一番面白い！！早く更新してください!!!! (2022年11月26日 13時) (
レス) @page44 id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
キンニク・クリムゾン - 神作品 更新待ってます！！ (2021年9月4日 23時) (レス) id: 93cca863e3 (このIDを非表示/違反報告)
3a - とても面白いです！更新期待して待っています！ (2021年5月29日 22時) (レス) id: 41f3dc3137 (このIDを非表示/違反報告)
フォン(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります!! (2021年4月5日 17時) (レス) id: 53dabcf755 (このIDを非表示/違反報告)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - え、なんか終わりになってるんだけど、え？終わりじゃないよね？もう訳わかんなさ過ぎて？いっぱい使ってるよお願いします続けてくださいこの先がすごい気になるしこの小説大好きなんで。 (2019年8月7日 14時) (レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2018年11月23日 22時
