検索窓
今日:1 hit、昨日:13 hit、合計:345,450 hit

第十五話 ページ16

「迅さーーーん!!」

「よう、駿。こいつとやったんだってな。」

「うん!!負けちゃったけど…A先輩のこと知ってるの?」

「おれの弟子ね。」

「えーー!?オレを弟子にしてくれないのに何でA先輩なの!?」

『おい、私がいつ弟子になったんだ。桐絵先輩がいい!!桐絵先輩の弟子がいい!!』

「残念ながら小南の弟子は遊真だ。」

『ぐっ…どっちも大好きだから何も言えねぇ…!!』



___________





_______________


「え!!國神先輩って迅さんの弟子だったんですか?」

『修、私それさっき知ったから。』

「そ、そうなんですか?」

『まあでも二年も訓練してもらったし、そうなるのかなー。』

「二年ですか!?」




もう地獄だった。何回地獄って言ったんだろう。でも地獄でした。訓練も筋トレも。
そのおかげで高校の体力テストC判定からAに上がりましたからねッ!!




『えっと、遊真の師匠が桐絵先輩だよね。くそう、羨ましい!!そんで修とチカちゃんはレイジさんと烏丸か。』

「はい、僕が烏丸先輩です。」

『ならチカちゃんはレイジさんか。大丈夫?鬼畜な訓練じゃない!?』

「はい、とても良くしてもらっているので大丈夫です。」

『レイジさんが優しい、だと…!?』




え、ちょ、私にだけか!?私にだけみんな容赦ないのか!?
だってレイジさんとやった時ぶった斬られたし、蜂の巣にもされた。




『ん?そういえば遊真達って入隊したの?』

「おととい入隊したぞ。」

『そうかおめでとーう!!』



遊真の頭を撫でまわす。
うん、ふわふわで緩んだ顔がもう可愛い!!重要だからもう一度言う。可愛い!!




『あーもうお前達三人、私の癒し。何かされたら私に言えよ。もう縋ってでもそいつらけちょんけちょんにすっからな。』

「ふむ、それは頼もしいな。」

『あァァーー!!もう可愛いいいーー!!』





その後帰って来た烏丸に引かれた。
そしてゴミを見るような目で私を見てきた。
本当は羨ましいんだろコノヤロウ。





「遊真。鬱陶しいと思ったら蹴飛ばしていいからな。」

『烏丸ァ!!』

「くにがみ先輩に撫でられるのは嫌いじゃないから大丈夫です。」

『遊真ァァァーーーー!!!』

第十六話→←第十四話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (215 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
335人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます!私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます!!続編を少し前に解放したので是非どうぞ!! (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど!分かりました!無理せず更新頑張ってください! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます!!実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします!! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:RUGI | 作成日時:2019年9月20日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。