第二十一話 ページ22
あああァァァーーーー!!!!
破壊された瓦礫とかで動きにくいッ!!
そんなことよりも!!
修どこだ!?今は修を探さないと……おのれ、私の癒しをキューブにし挙句の果てには狙っているだと?
『許せん。』
本部が段々と近付いてくる。
!?これは…
遠くに見えたのはワープ女にもう一人が迫る。
何であのキューブ製造機がいやがるんだァー!!
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くそッ、このままだと間に合わない。
バイパーを撃ったとしても威力が落ちる。
キューブ製造機のせいでトリオンを沢山無駄にしたからなちくしょう。
そういえば、前にログで見た射手の人は弾を合成させてたけどあれ…出来るのか?
てかやるしかねぇ、修が危ない。
そう思っていたら、どこからか斬撃が敵に何発か当たる。
あれは……………風刃?
でも今がチャンス。
この距離なら、いける。
『バイパー+メテオラ______トマホークッ!!』
うわ、ちょ、コントロール難しい。
二発ほど外したけど相手を足止めすることくらいにはやれた。
ったりめぇだ、トリオン増量をこれでもかってくらいしたから威力は普通の倍だ。
『やべ、いきなり調子乗り過ぎた。』
多分、サイドエフェクト使いまくったせいだな。
《トリオン体活動限界ベイルアウト》
私のベイルアウト先は玉狛。本当は本部所属だけど何やかんや玉狛の滞在時間が長いからと言って迅さんが玉狛に変えたらしいよ。
ベッドに落ちてきた。
あー、本当にやべ。身体が動かん。
「A!?」
意識が遠のく中、最後に見たのは顔を歪める烏丸の顔だった。そんな顔もイケメンかよコノヤロー。
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『……ん?』
目が覚めた時には空は真っ暗になっていた。
え、夜?今何時だ…、夜中の三時!?
大規模侵攻は?あれ、私寝てたの!?
扉が開いた。
え、幽霊「安心しなよ、おれだよ。」
『迅さんかー…びっくりした。』
いつもなら胡散臭い表情をするのに、あれ。
またあの時と同じ無表情。
「おれさ、こうなること見えてたんだ。」
『そうですか。』
「何も言わないの?お前が無茶して動けなくなるのも知っていた。それに、キューブにされて攫われる未来も見えたのに何も言わなかったんだよ。」
『いやそれ初めて知ったんですけど。』
そうなのォォーー!?
『自分が思うようにやっただけなんで。』
「……やっぱりそう言うと思ったよ。」
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RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます!私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます!!続編を少し前に解放したので是非どうぞ!! (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど!分かりました!無理せず更新頑張ってください! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます!!実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします!! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUGI | 作成日時:2019年9月20日 23時