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桐山side
Aはソファーで横になってるあいだ、ずっとうなされてた。険しい表情で苦しそうに。
貴「あっくん…神ちゃ…淳太く…ん」
時には俺たちの名前を呼ぶこともあった。
貴「やだ…�陲舛磧帖�
あまりにも苦しそうだったのを見て我慢出来なくなったのか�陲舛磴鵑�Aを起こした。
貴「夢…」
起き上がったAの頬はほんのり赤く、涙で濡れていた。着ているライブTシャツは汗で濡れてて起きてもなお、苦しさが顔に残ってるみたいやった。
中間「何があったん？」
Aが起きてから状況を整理する。
Aは淳太くんがした質問に対して答えたがそれは全部嘘やってわかった。
貴「ちょっと熱あるみたいで…歌詞飛ばしちゃた…」
確かに熱もあるかも知らん。顔火照ってるし、目もフワフワしてる。けどそれだけちゃうやろ？
俺は確かに見た。【お前のこの嫌いなんだよ。 】【消えろよA】と書かれた団扇を。
それを見た時のAの絶望的な顔を。
それやのに…なんでAは俺たちになんも言ってくれへんの？なんで誰にも相談しないん？
貴「あと…」
Aはゆっくり立ち上がって、何をするかと思えば俺の前に来て深く頭を下げた。
貴「あの時手を払ってしまってごめんなさい。」
貴「あの時パニクってたとはいえ、照史くんの優しさを踏みにじってしまった。照史くんを傷つけた。私は…」
目の前で申し訳なさそうな顔をしてるA。
俺はなんでAに謝らせてるんや…？
Aは悪くないやん。やのになんでこんなに苦しめてるんや…
気がつくと俺はAを抱きしめていた。
桐山「ええから。もうええから。」
貴「ごめ…んね。」
Aを抱きしめた時思った。
こんなに痩せてたっけって。こんなに小さかったんかって。
こんなちっさい体でいろんなこと背負ってたんやなって思ったら申し訳なくて…ここまで追いやった自分が悔しくて…涙が出そうになった。
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あんず(プロフ) - つぐみさん» 第2作品目も書かせていただきましたので、べひ続編へどうぞ！ (2018年2月15日 12時) (
レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
つぐみ(プロフ) - 続編希望です。 (2018年2月15日 11時) (レス) id: f3677715b6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - やさきみさん» ありがとうございます!続きを色々と考えている時間が私もすごく楽しいです！これからもバンバン更新していきますのでよかったら引き続き応援よろしくお願いします！ (2018年2月11日 23時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - はりぼうさん» はじめまして!お立ち寄りありがとうございます!違うジャンルを読む時にたまたま私の作品を読んでくださるなんてほんとに嬉しいです。涙まで…これからも頑張るのでよければ読み続けてください！ (2018年2月11日 23時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
やさきみ(プロフ) - いつも拝見させてもらってます！卒業発表のとき、オーラスのあとの話がすごく感動しました！続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年2月11日 23時) (レス) id: 2b88adeffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2018年2月5日 19時
