日常。 ページ9
『さてさてさて〜』
ＱＳ班に桜の幼げな声が響いた。
『見回りに行きますよ〜。
クインケの支度は良いですか？』
「大丈夫です」
「完璧ですよ」
キリッとした返事に桜は満足そうに頷く。
『それじゃあ、レッツゴォ！』
♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*
『到着〜。
ひとまず喰種を狩ってね！
まぁ、無いと思うけど、無理だと思ったら
私のところに戻って来て。
無理はダメだよ、良いね？
プライドとか、聞かないから。
返事っ！』
「「「はいっ！」」」
桜は返事をしなかったら怒ることをＱＳ達は
知っているので、素直に返事する。
桜は満足そうに頷いて、自分の狩る喰種を探しに行った。
♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*
「う、うわああっ！
は、白鵬！」
『ご名答、その通り。
貴方、私に怯えるのなら、喰種でしょう？』
桜は逃げ惑う喰種を追いかけ、
すぐさま追い詰める。
飛んでくる赫子を避けて素早くクインケを
突き立てた。
ザクッ！！
ビシャアアッ。
喰種に桜のクインケ、ビブリアが突き刺さり、
鮮血を飛び散らせる。
桜の頬や白のコートにも血飛沫が着く。
『コートが、汚れてしまったわ。』
桜は冷ややかな目で小さく呟いただけだった。
いつもの優しい特等の面影は微塵もない。
この冷ややかさが「殺戮の少女」と人々に
呼ばせるのだった。
♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*♡o｡+..:*
『皆、お疲れ〜。
いなくなったかな？
さて、帰りましょ。
風が冷えてきたから』
「はぁいー」
「･･････」
「( 'ω')ｳｨｯｽ」
「お疲れ様です」
「帰りましょ〜」
CCGに帰ったＱＳと桜は血まみれ過ぎて
受付のお姉さんに仰け反らせたという。
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ひにしな - 私はこういった日常系を始めて見たんですけど、とても心暖まる内容でした。これからも引き続き頑張って下さい。 (2018年1月30日 15時) (
レス) id: 3fb153c8f7 (このIDを非表示/違反報告)
加音 - とても心が温まりました。宇井さんと桜ちゃんの絡みがほのぼので最高でした!!引き続き頑張ってください。 (2017年8月7日 6時) (レス) id: 85bbaaf28a (このIDを非表示/違反報告)
バニラ(プロフ) - つくよみさん» ねー！ (2017年2月26日 16時) (レス) id: 2396b6692f (このIDを非表示/違反報告)
つくよみ(プロフ) - 分かる それ (2017年2月26日 16時) (レス) id: 91c418da73 (このIDを非表示/違反報告)
バニラ(プロフ) - つくよみさん» ありがとう！大きいテスト、嫌いなのー！小分けして欲しい｡ﾟ∵･(ﾉД`)∵ﾟ｡ (2017年2月26日 16時) (レス) id: 2396b6692f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バニラ | 作成日時：2016年12月1日 23時
